学校の様子

理科は感動だ!⑪(呼吸とは)

 6年生は、「ヒトの体のつくりとはたらき」という単元に入っています。
 今日は、「呼吸のはたらき」について学習しました。
 学習課題は、
 「吸う息と吐く息はどう違うのだろうか?」です。
 写真で学習の流れを紹介していきたいと思います。


 まずは、一人1枚ビニル袋を渡して、呼吸を繰り返しさせます。吸う息の成分と吐く息の成分が同じならば、ずっとこのまま生きて?いけるはずです。しかし、当然子どもたちは苦しくなり、吸う息と吐く息の成分が違うことに気が付きます。【感動!】


 気体検知管を使い、空気の成分を測定します。


 同時に石灰水を入れて、よく振ります。二酸化炭素の濃度が高いと白く濁ることをこれまでの学習で学んでいます。
 そして、結果は?




 酸素が減り二酸化炭素が増えていることが分かります。時間が無くここで終わってしまいましたが、呼吸のはたらきは、肺で酸素を取り入れ、血液をとおして全身に送り出すと同時に、不要になった二酸化炭素を回収し、外へ出すはたらきであることを次の時間にまとめていきます。
 6年生は40人と多いですが、この日も、グループでしっかり協力して学習していました。6年生の理科に対するやる気とチームワークにいつも感動しています。