ブログ

理科は感動だ!NO.52(6年「てこの規則性②」)

 6年理科「てこの規則性」の2回目です。
 その昔、ピラミッドやお城の石を運んだとき、モアイ像を持ち上げたとき、どうやったのであろうか?大昔の人々も気付き、実践していたことについて考えていきました。
 学習問題は
 「てこを使って、楽に重いものを持ち上げるにはどうすればよいのだろうか?」です。
 「支点」「力点」「作用点」の位置関係をどうすればよいのか、予想させた後「棒を使ったてこ」で実験していきました。


支点力点を近づけると重いなぁ】




【作用点を支点に近づけて、力点を支点から遠くすると小指でも持ち上がった】

 重さ10kgの砂袋が、小指で持ち上がると、大喜びの6年生でした。
 さらに、活用問題


【こう持つと荷物は重い!  旅人A感想】


【こう持つと荷物を軽く運べる!  旅人B感想】

 この時間のまとめです。
 「てこを使って、楽に荷物を持ち上げるには、力点を支点から遠くし、作用点を支点に近づけるとよい。」
 この日は2時間続きの授業だったので、これまでの手応えとして感じたことを数値化するための実験もしていきました。
 「実験用てこ」を使いました。




【位置によって、軽いおもりでもつり合うことができる!】



 

 実験結果を各班で記録すると・・・。ある規則性を見付ける子ども達が現れました。
○反比例になっている。
○重さを位置で割ると全部同じ数字になる。
○右の重さ×位置と左の重さ×位置が同じである。
 するどい!早速、てこの規則性に気付いたようです。
 この日は内容盛りだくさんだったのですが、班で協力して、しっかり学習できる6年生はさすがだと思いました。


そして、「立つ鳥跡を濁さず。」きれいに整理整頓して帰っていきました。