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子ども議会

2月19日(水)

 2月17日(月)に、都農町役場新館3階議場において、都農町内の小学校6年生の代表19名が参加し、子ども議会が開催されました。

 今年度、都農町内の6年生は、総合的な学習の時間に、町が推進しているゼロカーボンに関わる学習を進めてきました。ゼロカーボンは、CO2を含む温室効果ガスの排出量を0にした状態もしくは0にするための取り組みを指しています。この子ども議会は、その学習のまとめとして、子どもたちが議員となり、町に提案するというものでした。

 開会前には、参加者全員で流れを確認したり、発表内容の確認を行ったりしていました。

 

 子ども議会が始まりました。

 本校の6年生もこれまでの学習で調べたことや考えたことを堂々と伝えていました。

 子ども議員(手前の赤丸)の質問には、役場の担当課の課長様(奥の赤丸)が回答してくださいました。実際の議会と同じように対応してくださることがありがたかったです。

 

 子どもたちは役場の皆さんに自分たちの考えをよりわかりすく伝えるために、どのグループも模造紙に考えをまとめ、それを提示していました。

 

 無事に子ども議会が終了し、参加した子どもたちは、町長様、副町長様、教育長様と一緒に記念写真を撮りました。左側に見えるのはテレビカメラです。テレビの取材も入っていました。

 

 各学校とも同じテーマで学習を進めていたので、共感できる部分もたくさんあったのではないかと思います。また、他の学校の同学年の子どもたちの考えを聞くことや、議場に入り、役場の皆様に自分たちの考えを説明し、提案するという貴重な体験もできました。

 議場に入れなかった子どもたちは、議場と各教室をオンラインでつなぎ、議会の様子を見ることができました。

 今回、子どもたちが提案したことの中には、すでに町として取り組まれていることも多数ありました。今後、そのことを知った子どもたちが、当事者意識をもって日々の生活を送ることや周囲の人に呼びかけ、取り組みの輪を広げていくこともゼロカーボンにつながることだと感じました。

 子ども議会は終わりましたが、これからも、子どもたちには当事者意識をもってゼロカーボンへの取組を続けてほしいと思いました。

 都農町をはじめ、「つの学」をリードしてくださった(株)イツノマの皆様、本当にありがとうございました。