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命を守るための学習~不審者対応訓練~

5月20日(月)

3校時に不審者対応訓練を実施しました。

今回は、6年教室の運動場側入り口から不審者が侵入したという想定で訓練を行いました。

「訓練」ですから、どのような内容なのか把握できているのですが、それでも、私たち教職員が「子どもたちの命を守るための適切な行動ができるのか」「一人一人の子どもが自分の命を自分で守るための行動が取れるのか」を確認する時間でもあるため、いつも以上に緊張しました。

子どもたちは放送の指示に従い、所定の場所に避難をしました。その間、先生方は、不審者への対応訓練を行いました。

「さすまた」の使い方や犯人と対峙する際の注意点等を伺いながら訓練を進めました。

全身黒づくめの方は、警察OBの方でスクールサポーターとしてこのような訓練に協力いただいております。とても穏やかでお優しい方ですが、全身黒づくめの服装というだけで、威圧感や恐怖心を感じるものだと再確認しました。

その後、体育館で全体指導を行いました。

ここでは、不審者が侵入してきた時の対応や、下校時に不審者と遭遇した時の対応について説明がありました。

不審な人と出会ったら、相手の手が届かない距離を保って逃げる、そのためには「鬼ごっこ」が役に立つという話や「いかのおすし」の合言葉の確認などがありました。

 

池田小事件をきっかけに、全国で取り組むようになった不審者対応訓練。池田小事件から今年で23年になります。今後も、本校児童の命を守るための学習を定期的に行い、自分の命を自分で守れる子どもを育てていきたいと思います。