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詩の暗唱~3年生~

4月22日(月)

突然ですが、皆さんは金子みすゞさんをご存知でしょうか。

金子みすゞさんは、大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した日本の童謡詩人です。

今朝、校内を巡回していた時、3年生の教室から金子みすゞさんの詩「大漁」が聞こえてきました。

大漁 

朝焼小焼だ

大漁だ。

大羽鰮(おおばいわし)の

大漁だ。

浜はまつりの

ようだけど

海のなかでは

何万の

鰮(いわし)のとむらい

するだろう。

 

全員の声が揃っているので、てっきり詩が書いてあるもの(プリント等)を見ながら読んでいるのだと思っていましたが、子ども達たちは全員、前の黒板を見ており、その黒板には何も書かれていませんでした。つまり、子どもたちは詩を「暗唱」していたのでした。

驚きました!!

全員が言い終わった後、思わず拍手をしてしまいました。子どもの記憶力はすごいなと思わずにはいられませんでした。

これからもいろんなことを覚えていくのだろうなと思いながら3年生の教室を後にしました。

【「大漁」を暗唱していた3年生!!】