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授業改善に向けて~初任者研修の巻~

9月26日(木)

 連日、授業改善の取組を紹介しておりますが、今日は初任者の先生の授業研究会の様子をお伝えします。

 9月20日(金)、5年1組では授業改善のための相互参観が行われ、5年2組では初任者の先生の授業研究会が行われました。授業研究会は今回が2回目で、学級活動で「当番活動をふり返ろう」という題材の授業を行いました。

 導入部分では、事前に実施した当番活動に係る意識調査の結果を示し、現時点で自分たちが当番活動についてどのように考えているかを確認しました。

 この学習のめあてを「責任もって当番活動取り組むために必要なことを考えよう」とし、個人や学級全体でどうすれば当番活動に責任をもって取り組めるかを考えていきました。

 まずは、各自で当番活動の改善点を考えました。考えたことはタブレットに送られてきたワークシートに直接記入していきます。

 各自の考えは、前方にある大型テレビに映し出されるため、誰がどのようなことを考えているかがわかります。

 その後、どのような意見があるかを確認し、先生から全員の考えが映し出された画面のスクリーンショットが送られ、参考になる意見等を探し、さらに自分の考えを深めていきました。

【参考になる意見を○で囲む児童もいました】

【友だちの意見を参考に自分の考えをまとめます】

 

 子どもたちからは、

 ・ 人任せにしないよう声をかけ合う。

 ・ 忘れている人がいたらに声をかける。

 ・ 当番の人が休んでいるときは、自分の仕事をしてから手伝うようにする。

 等の意見が出ていました。

 

 5年2組では、当番活動は前期・後期で交代するルールになっているようです。よりよい学級生活を送るために、どのような当番活動が誕生するのか。また、当番活動の充実のためにどのように活動していくのかを見守っていきたいと思います。

 誰かと協力し任された仕事を責任もって取り組むという経験は、社会に出てからも大きな力となり、子どもたちを支えます。日々の学校生活の中での経験を積み上げていくことの大切さを改めて考えた授業です。