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大作の予感~3年生図工~

7月4日(木)

 5時間目、校内を巡回しているときでした。

 3年生の教室を覗くと、なにやら真剣に描いています。何を描いているのだろう?とそっと教室に入りました。すると…

 

 画用紙には、大迫力の龍が描かれていました。

 龍の体の大きさや長さを表現するために、龍の体をくねらせたり、らせん状に重ねたりして描いていました。この重ねて描くというのは、どことどこが重なっているかを考えて描かなければならないので、集中力と根気強さが必要となり、とても大変な作業なのです。教室がしんとしていたのは、3年生が集中して龍を描いていたからだと思いました。

 後で担任の先生から、「りゅうのめのなみだ」の読書感想画の指導をされていたと聞きました。

 絵画指導も他の教科と同じように、一定の技能を身に付けさせるために一斉指導を行います。一斉指導をしたら皆同じような絵になると思われがちですが、決してそんなことはありません。子ども一人一人のよさが作品に現れ、味のある絵になるから不思議です。

 下書きの段階ではありますが、完成が非常に楽しみです。大作ができあがる予感がします…。