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地域の先生!!~3年生総合的な学習の時間~

11月5日(水)

 3年生は社会科で都農町について学んでいますが、総合的な学習の時間でも「ふるさと都農」のよさをいろいろと学んでいます。

 今日は、「都農百話」という本を執筆された地域の先生をお招きして、「都農百話」の中から2つお話を紹介していただきました。

【子どもたちと対面~子どもたちの視線が集まります】

 

【「熊と格闘 喜太郎さん」を紹介】

 日本各地で相次ぐ熊の被害。昔は、都農にも「熊がいた」という事実に驚く子どもたちでした。

 時々、都農弁も織り交ぜながら、楽しくお話をしてくださいました。

 

【「カッパと和尚さん」を紹介】

 続いて、都農町に古くからある有名なカッパが登場する民話を紹介してくださいました。

【質問タイムの様子】

 カッパについての質問が続き、カッパは架空の生き物であることを説明されても、どこか納得のいかない表情を浮かべる子どもたち。

 講師の先生からは「悪いことをしてはいけないことをわかりやすく伝えるために、このようなお話を作ったのではないかな」という説明がありました。

 そういえば、悪いことをしたり、言うことを聞かないと「鬼が来るぞぉ」などと言われることもありますよね。講師の先生と子どもたちのやりとりを見ながら、昔話や民話等には、善悪の判断、規範意識を育てるため等、大切なことを幼い子どもにもわかるよう、わかりやすく教える(伝える)ために、架空の生き物を登場させたのだなと思いました。

 

【お話の世界に浸っている子どもたち】

 

 予定の1時間はあっという間に終わり、子どもたちは心を込めてお礼を言い、この授業は終了しました。

【お礼のあいさつをして終了】

 

 授業終了後、教室に置いてあった「都農百話」を手に取り読んでいた3年生もいたようです。「ふるさと都農」を愛する気持ちを育むとてもよい機会になったと思います。ありがとうございました。