日誌

第142回卒業式

 第142回卒業式を行いました。卒業生は、やや緊張した面持ちでしたが、立派な態度で卒業式に臨み、その晴れ着姿はとても凛々しく感じました。 

 校長先生は、全校朝会で伝えた「夢をもち、夢を叶えるために今できることをがんばろう。」ということを話されました。夢をもって頑張る人には羽があり、いつしか羽ばたいていくのだそうです。「夢をもち、夢を叶えるために努力を惜しまない人になってください」とおっしゃっている校長先生の話を、卒業生の子たちは熱心に聞いていました。 

 小学6年生は12歳です。その12年の人生の中で、6年間を小学校で過ごします。人生の半分を小学校で過ごし、体も大きく成長します。来賓挨拶をされたPTA会長は、小学校入学式のことを話されていました。椅子に座っても足が届かない子がいたり、後ろのおうちの方を振り返る子がいたりしたのだそうです。

 この1年、6年生は最高学年として、勉強だけでなく委員会やクラブ活動、スポーツフェスタ2021や修学旅行等、多くの場面でたくさん活躍してくれました。そんな6年生が卒業してしまうことは、とても寂しい思いがします。 

 校長先生は、学校長式辞の結びに郷土の偉人若山牧水の短歌を朗詠しました。体育館に高らかに響き渡るうた声は、卒業生の今後のますますの成長を願っているようでした。

「けふもまたこころの鉦(かね)をうち鳴しうち鳴しつつあくがれて行く♪」

 

【卒業式の様子】