日誌

10月の全校朝会

「これが上級生の仕事。これができるのが上級生」

校長が10月の全校朝会で話したことは、運動会に向けての上級生の心構えでした。

 

運動会では、用具準備や放送、応援リーダー等、たくさんの係の仕事を上級生が担います。「係というのは、勝負とは関係ありません。だけど、係を通して全校みんなのため、参加してもらえる地域の方々や家族のためにがんばることが、上級生の仕事だ」と、校長は児童に伝えました。

 

以前、本校のお別れ集会があり、6年生と1年生が一緒にドッジボールをしたそうです。6年生は速いボールを投げることができます。その時の6年生は、1年生が目の前に来たら、優しく山なりのボールを投げてあげたそうです。そういう場面を紹介しながら、校長は「一生懸命競技をすることも大事。それプラス、みんなのために全校のためにという気持ちをもって仕事をすることが大事だ」と話しました。

 

そして、「自分の仕事に誇りをもつ、この係がないと運動会がうまくいかないんだという使命感をもってがんばってほしい」と伝えました。

 

下級生に対しては、「運動会の係の仕事はないけれど、自分のやらなければならないことはがんばってほしい」と話しました。

 

ある2年生の男の子が、ニコニコしながらトイレのスリッパをきれいに並べていたそうです。「トイレから出た時に、きちんと並んでいないと気が済まない。そういう気持ちになっているかどうか?」それは、運動会の徒走もダンスも同じです。きちんと最後までがんばることのできる人は、何事においても最後まで諦めずがんばることができます。「トイレのスリッパをきちんと並べる人は、運動会の徒走でもダンスでも最後までがんばる」と話しました。

 

運動会では、自分の仕事に誇りをもってがんばる上級生や、最後まで一生懸命がんばる下級生にも、ご注目ください。