日誌

物を大事に

「運動会が終わり、勉強の秋です。ある物持ってきました」と言って、校長が見せたのは、1つの定規でした。

 

それは、校長が小学校2年生の時に買った定規だそうです。ひらがなで名前が書いてあるのですが、漢字を習ってから書いた漢字の名前も書いており、いつの間にか50年以上使っているのだそうです。

 

もう1つの定規も見せてくれました。プラスチックの割れた定規でした。36年間使っている定規だそうです。

 

だんだん使っていると、愛着が沸いてきて、物を大事にするようになります。買うというのは、前の物がいらなくなってから買わないと、必要ない物が机の引き出しの中に入れられて眠ってしまいます。

 

物を買って、長く使い続けることで愛着が沸いてきます。簡単に捨てられなくなります。大人になって仕事をするようになって、物を大事に使っていくためにも、小学校の時から物を大切に使う習慣を身に付けておかなければなりません。

 

最後の最後まで使いきる。そうすることで、自分の物も人の物も大事にする人になれると、校長は話しました。