お魚研究の第一人者に教わりました~門川に魚があつまるひみつ~
このホームページでも紹介いたしましたが、「門川のおさかなコレクションシート」を寄贈してくださった宮崎大学農学部海洋生物環境学科の村瀬准教授と学生さんが、7月3日(月)に再度来校していただき、門川に魚が集まる秘密について、第3学年児童に向けて講義をしてくださいまいた。楽しいパフォーマンスを盛り込んだ講話で、集中して話を聞いていました。
はじめは、村瀬准教授が子どもの時に初めて体験した魚釣りが非常に衝撃的で、それをきっかけにどのような経緯で今の准教授の仕事に就いたのかを話してくださいました。まさに、キャリア教育でした。好きなことは、とことん突き詰めていくという村瀬准教授の探究心に児童も心を打たれたと思います。
次に、門川に魚が集まる秘密でした。
少し前の話ですが、門川は魚がとれすぎて近くを通るだけで魚のにおいがしてきたそうです。そして現在、日本で見付かっている魚の種類は約4600種ですが、東京湾ではその中の約700種、北海道では約800種が見付かっているそうです。では、面積的に東京湾や北海道に到底及ばない門川町では、何種見付かっているでしょうか?驚くことに約815種だそうです。児童もびっくりしていました。そして、門川の海を誇りに思ったようでした。
さて、本題戻ります。門川に魚が集まる秘密は2つあるそうです。
1つめは、門川町の位置は、瀬戸内海から冷たい海水が流れてきて北の魚を運んでくれるし、温かい黒潮によって南の魚も運んでくれるから、いろいろな種類の魚が豊富にとれるそうです。
2つめは、門川の山と川から栄養豊富な水が門川湾に流れ出て、生き物たちのオアシスになっているからだそうです。
最後は、隣の友達と「門川のおさかなコレクションシート」の裏表をつなぎ合わせて、門川の山・川・海に棲息する代表的な魚を確認しました。また、門川で見られる魚の絵が載ってあるカードを、冷たい海の魚、中間温度の海の魚、温かい海の魚に分けていきました。
村瀬准教授及び学生さん、お忙しい中、第3学年児童のために来校してご講話をしてくださり、本当にありがとうございました。
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