学校の様子

6月の学校参観日~6月21日(金)は、4・5・6年生~

 6月21日(金)の午後は、4・5・6年生の学校参観日でした。

 たくさんの保護者の皆様のご来校、ありがとうございました。45分間の参観授業でしたが、お子さんの学習態度や発表の仕方・内容など、良いところを積極的に認め、夕食時でも褒めていただけたことと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。お子さんの自己肯定感が高まります。

 4年生は2学級とも国語科の学習で、つなぎ言葉(接続詞)の学習をしていました。「だから」「しかし」の順接・逆接の接続詞をはじめとして、6種類の接続詞が登場しました。そして、接続詞は、前の文と後ろの文のつながり方をはっきりさせる言葉であることを、実施に、文と文の間に接続詞を入れる問題等を解きながら、理解を深めました。

 

 5年生は、1組が理科で、2組が算数科の学習をしていました。

 1組の理科の学習では、解剖顕微鏡を使ってメダカの卵を観察しました。対象物を拡大して見る道具としてこれまではルーペ(虫眼鏡)を使っていましたが、今回新しく「解剖顕微鏡」が登場しました。その使い方を理科専科の先生に教わった後、ペトリ皿の中に入った卵を観察しました。児童からは、「先生!卵のまわりに毛のようなものが生えています。」「先生!卵の中に泡のようなものが全体に散らばっています。」等、とても興奮した声が聞かれました。ルーペ(虫眼鏡)では見ることができない、小さな世界を見ることがでた児童は、ますます理科の学習に興味をもったようでした。今後「双眼実体顕微鏡」や「(一般的な)顕微鏡」が登場してます。児童は、ますます小さな世界に興味をもつことでしょう。

 2組の算数科の学習では、「割合」で、「青のテープは、赤のテープの何倍ですか。」等の問題を解きました。この「割合」の学習は、とても思考力が必要になります。学級担任の先生は、児童一人一人の表情やノートを確認しながら、関係図やテープ図を使って、「くらべる量」と「もとにする量」をはっきりさせて割合(何倍か)を求めさせていました。

 

 6年生は2学級とも特別の教科道徳の学習で、「ロレンゾの友達」という読み物資料を読んで、「真の友情とは?」を考えていました。

 あらすじは、「3人の旧友に、ロレンゾから再会を求める手紙が届く。そこに、彼が警察から追われているという情報が入る。約束の日、3人は逃がすか、自首を勧めるか、通報するか、それぞれの立場で話し合うも、彼は来なかった。翌日、彼の疑いは晴れ、再会を喜び合ったが、3人は昨日話し合ったことは口にしなかった。」というものでした。

 ます、「ロレンゾの3人の旧友に共通する、ロレンゾに対する思いとは、どんなものだったのだろうか。」を話合い、次に、「3人の旧友は、なぜ、かしの木の下で話し合ったことを、ロレンゾに言わなかったのだろうか。」ということを話し合いました。最後に、「真の友情とは、どのようなものだろうか。」と、この物語をとおして考えてきたことを、自分の友達関係を振り返るなどして、自分にひきつけながら考えました。児童からは、「相手のためになることを考えられること。」「お互いに信じ合えること。」等の意見が出ました。