令和6年度 第7回家庭教育学級
1月29日(水)は、日向市消防本部の方を講師にお招きし、心肺蘇生法等について学びました。
テキストを用いつつ、講師のリアルな現場の体験談を交えていただくことにより、より今回の学習の大切さを実感しました。しかし、講師の気さくなお人柄と上手な話し方により、終始和やかな雰囲気と気軽に質問や応答ができる時間でした。また、我が子を連れてきてた学級生もいたので、一緒に体験してもらいました。児童が人形を使って実技の練習をする機会はめったにないと思います。貴重な体験になったことと思います。
1番目に、応急手当の目的と必要性について説明を受け、心肺蘇生の実技に移りました。今は、人工呼吸を行わず、胸骨圧迫だけでも良いそうです。
2番目に、この胸骨圧迫を救急隊員が現場に到着するまで一人でやり続けるには、体力的にも厳しい場合があるので、交代できる人がいる場合の連携の仕方を教わりました。
3番目に、乳児や未就学児の場合の心肺蘇生を教わりました。いつもは、大人の人形を用いて練習することが多いと思いますが、今回は乳児や未就学児の人形も講師の方が持ってきてくださり、とても勉強になりました。体が小さい分、その方法も違っていて、より集中して学びました。
3番目に、AEDの使い方を学びました。1人が心肺蘇生を続けながら、もう1人がAEDの操作をするという連携の大切さを学びました。
最後に、気道異物の除去方法を学びました。まず、背部叩打法を試し、それで除去できなかった場合は腹部突き上げ法を行うそうです。もし、異物がとれずにぐったりして反応がなくなったら、心肺蘇生法の手順を実施するそうです。胸骨圧迫によって異物がとれる場合もあるし、ぐったりして反応がないのに、異物を取ることだけに集中してしまうと、傷病者の血液循環にとても悪い影響が出てくるからだそうです。
夜のゆっくりしたい時間帯に、約1時間30分の講話と実技をしていただき、本当にありがとうございました。人命救助に関わる、とても有意義な時間になりました。
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