津波てんでんこ訓練(下校時避難訓練)を開催しました

12月16日(月)は、町内4校で日時をそろえての「下校時避難訓練」が実施され、地震・津波から命を守る訓練をしました。

町一斉の避難訓練は、休日に家族で津波から避難する訓練であるのに対し、この訓練は、平日学校外にいるとき(下校時)に、子どもたちが自分の力で高台に逃げることができるようになることを目的とした訓練です。

訓練の前には、防災士やPTA防災部の方に参観していただきながら、全学級で防災授業を行い、地震や津波の被害についての学習をしました。今年は、防災授業の一部で、SPSサポーターである中学生にも話をしてもらいました。映像を観たり、クイズに答えたりして、地震や津波への知識をさらに深めることができました。

 

子どもたちは真剣に取り組みました。集団下校での訓練でしたが、本校では、区長の方やPTA防災部の方、職員が一緒に下校し、子どもたちが避難場所を自分たちで判断する手助けを行いました。

 

 

また、今年度は訓練の想定をより現実に近づけるように、消防団の協力のもと、踏切や両脇がブロック壁の場所を通行止めにし、その時、どこにどう避難するのかを子どもたちが考える訓練を取り入れました。判断がなかなか難しい様子の班もありましたが、自分たちで一番近い高台を考え、通れる道を考えながら避難できました。

 

また、今年度も地域の方々や地域の企業の皆様、保育園等も訓練に参加していただき、一緒に訓練ができたことがとてもよかったです。避難後は、それぞれの場所で、PTA防災部の方の進行のもと、終わりの会を行いました。

 

計画の段階から当日まで、熱心にご支援いただた、学校運営協議会委員の皆様、区長の皆様、防災士の皆様、消防団の皆様、地域の皆様、PTA防災部の皆様、本当にありがとうございました。子どもたちは、自分の命を守るためのとてもよい学習ができました。

12月24日(火)には、「第2回防災会議」と称して、学校運営協議会委員の皆様、区長の皆様、防災士の皆様、地域の皆様、PTA防災部の皆様、学校職員で訓練の振り返りを行い、反省点を来年度に生かしていきます。

なお、本訓練に関する新聞記事が、12月18日(水)付けの夕刊デイリーに掲載されていますので、ぜひご覧ください。