5年生 外国語科の授業の様子

5年生は、I can draw pictures well.(自分の好きなことやできることなどを友達や先生に発表しよう)の学習を終えて、Lesson 5 Where is the station?(マイタウンを作って案内しよう)の学習に入りました。

今日は8時間のうち、第3時間目の授業でした。


「誰に伝えるの?」
「(ALTの)Geoff先生!!」

「何のために伝えるの?」
「Geoff先生に門川町のことをもっと好きになってもらうために♡」

 

「5の2からおすすめの場所を伝えるんだよね。道案内は4年生までの学習も生かして、少しずつ言えるようになってきているね。」

「でも道案内するだけで、本当に門川町のことを好きになってもらえるのかなあ?」という問いかけから授業をはじめました。

今日は、ALTのGeoff先生がどんなことをみんなに尋ねてくるのか?を考えていきながら、


"My favorite place is〜." "Where is 〜?"の英語の表現に着目させて、互いに尋ねたり答えたりしながら、ただの道案内ではなく、「私のおすすめはここなんです!」をしっかりと伝えるために学習を進めました。

1回目の道案内の活動が終わった後、子どもたちの前時までの振り返りや本時で出された問いをもとに、みんなで課題を解決するために考える時間を設けました。

例えば、子どもたちから、
「行き過ぎてしまったので、「一歩戻って」と言いたいけど、どう言えばいいのだろう?」という問いが出されていました。

前の時間に、振り返りに子どもが書いていましたので、ALTに事前に指導者から確認しておきました。

"Go back one step."っていうらしいよ。

(なるほど。言ってみよう。)

 

他にも、

「スタート地点門川駅から遠くて、Go straight.を何回も言わないといけない状況から、どう言えば簡単に伝えられるのかな?」という問いを投げかけてみました。

なぜなら、子どもたちが、マップのスタート地点である、門川駅からとても遠いお店を紹介する際に、

"Go straight. Go straight.Go straight. Go straight.・・・"

と何度も何度も繰り返し言って大変そうだったからです。

子どもたちは、デジタル教科書のChants Boxを活用して、耳を澄まして聞いてみたり、指導者のデモンストレーションを視聴したりしながら学び合いました。

"Go straight for two blocks."

「これなら一気にまっすく進めるね。」

「じゃあ、3つ目のブロックまでだったら?」

"Go straight for three blocks."

「じゃあ、1つ目のブロックまでだったら?」
"Go straight for one block."

こんなやり取りが続き、みんなで声に出して言えるようになっていきました。

最後に、今日の一番の目標だったのですが、

「私のお気に入りでオススメなんだ!と表現するには何と言えばいいのかは?先生は最初のお手本でなんと言っていましたか?」と問いかけたところ、

"My favorite place is〜."

とそれぞれが声に出して表現していました。

 

これらの新しい英語の表現を学んだあと、どれだけ相手にお気に入りの場所ということが伝わるのかを確認するために、もう一度同じペアの友達同士で道案内をしてみました。

「先生、言えるようになりました!!」

「先生、前の時間よりもくわしく言えましたよ!!」

と笑顔で振り返りを教えてくれました。

11月11日に、県の授業づくり研修会で5年2組で県北部の先生方対象に授業公開が行われます。

子どもたち一人一人が問いをもち、仲間となって学び合い、高めよう深く考える力、宮崎県が目指す、「ひ・な・た」の学びの実現に向けて、子どもたちと学び続けていきたいと思います。