地元消防団と一緒に避難訓練

今日の6校時に、火災(家庭科室から出火)を想定した避難訓練を行いました。今年も、地元消防団(第4分団)に協力をお願いし、11名の団員の方々に参加していただきました。

昨年協力してもらったときに、消防団員に保護者が多いことが分かったので、今年は一人一人、

「●年の■■の父親です!」

と自己紹介をしてもらうことにしました。保護者でなくても、

「■■の親戚です!」

「ソフトのコーチをしています!」

「遠足で見学してもらったトマトハウスの■■です!」

「学校で一緒にスイートコーンを作った■■です!」

など、皆さん、子どもたちと何かしらの接点を持っていらっしゃる身近な方ばかりで、子どもたちも興味津々に話を聞いていました。

今回は、子どもたちからの質問コーナーも用意し、6年生の代表児童4名それぞれが、

「火を消すのにどれくらいの時間がかかりますか?」

「普段はどんな訓練をしているんですか?」

「別の仕事をしているときに、火災が発生したらどうするんですか?」

「消防団としてのやりがいは何ですか?」

と質問をしました。消防団の方々の熱い思いが伝わってくる回答に、子どもたちもたくさんの魅力を感じたのではないでしょうか。

その後、操法訓練の集団行動の実演を見学し、“ピリッ”とした空気感を全校で味わいました。普段はなかなか見られない親の顔、大人の真剣さを見る貴重な機会となりました。

最後に、6年生8名が放水体験を行い、代表児童がお礼のあいさつを述べて終わりました。

今年も充実した訓練となり、子どもたちだけでなく、協力いただいた消防団の方々にとっても、昨年以上の充実感を味わっていただけたものと思っています。消防団員や消防団活動を身近に感じながらの避難訓練は、今後も本校の特色ある学校行事として根付いていきそうです。(根付かせていかなければならないと感じています。)

◆今回の訓練で避難に要した時間(火災発生の放送~最後のクラスの人数確認までに要した時間)・・・3分38秒 → 次回(来年)は2分台を目指そうという話をしました。