お知らせ

きれいな自然、きれいなトイレ、そしてきれいな心に

今日の朝は、短歌発表集会でした。

3人のお友達が発表してくれました。

今日はこの順番で発表してもらいました。

 

 (3年男子)

日にあたり キラキラ水が 光ってる

坪谷川には 自然がたくさん

 

(4年男子)

坪谷はね 緑の自然 気持ちいい

川はきれいで あゆもおいしい

 

(1年男子)

ぼくすいせいかの ちゅうしゃじょうで みつけたよ

小さなあきの まつぼっくりを

 

話は先週にさかのぼりますが、11月の全校朝会で

「若山牧水先生の母校として、何か取り組めることはないでしょうか?」

という問いかけに「坪谷の自然を探索して短歌をつくるとよいのでは」との

アイデアが出されました。

そして、先週の金曜日、牧水生家清掃があったことから

そのアイデアを生かして牧水生家への行き帰りの道すがら、

 また、牧水生家清掃に取り組む中で

「坪谷の自然を表した短歌をつくろう」という課題を

子ども達に指示していました。

そして、今週月曜日の「牧水タイム」でつくられたのが今日の短歌です。

 

今日の短歌の講評は、教頭先生でした。

上に並べた短歌の順番に講評されました。

 

(3年生男子)の短歌からは、天気も晴れて

その日差しに坪谷川が照らされて

「キラキラ水が光ってる」「自然がたくさん」という表現には

坪谷川の水のきれいさや自然の豊かさが表れています。

 

そして(4年生男子)の短歌では、

「坪谷の自然が気持ちいい」ことを

(3年生男子)が目を向けた坪谷川の

水の美しさが、その川に棲んでいる「あゆもおいしい」と

いう言葉に上手に表されています。

また、本児が魚が好きなことも伝わってきます。

 

そして最後の(1年生男子)の短歌は、

今度は川からその近くにある牧水生家に目を向けています。

そこには、「小さなあきのまつぼっくり」がありました。
「小さな秋」と「小さなまつぼっくり」を重ねた表現に

坪谷の地上の自然の豊かさも感じられるますね。

 

教頭先生の講評は、

3人のお友達の短歌を通して

川の水面から水の中、そしてその近くの地上へと

子ども達の視点をいざなってくれました。

聴いていた子ども達も坪谷の自然の豊かさを

改めて感じることができたのではないでしょうか。

 

 

さて、今日は出前授業で「トイレ清掃」の仕方について

日向市の旭建設株式会社の皆様に来ていただき、ご指導いただきました。

 

はじめにあいさつやトイレそうじ前の体操をして

実際のトイレ清掃にとりかかりました。

トイレそうじをすると

5つのことが学べるそうです。

〇 謙虚さを学べる

〇 気付く人になれる

〇 感動の心が育まれる

〇 感謝の心を学べる

〇 心がみがかれる

確かにその通りですね。

分担された場所で子ども達、

本当によくがんばっていました。

 

トイレそうじが終わってもう一度

体育館に集まった時

代表の方が子ども達に尋ねました。

トイレそうじをする前、

「なんかいやだなあと思っていた人?」

半分ぐらいの子が手を挙げました。

「じゃあ、今はすっきりした気持ちになった人?」

全員が手を挙げました。

代表の方が、こんな感じの話をしてくださいました。

「誰でもトイレそうじの前はいやだなぁという気持ちもありますが

 そうじをしてきれいになると気持ちがいいですよね。みんなが使う

 トイレをきれいにすると、人の役にも立ちます。

 みなさんは今日、一歩を踏み出したことで、

 トイレだけでなく心もきれいにできたと思います。」

 

 最後に代表児童によるお礼のあいさつの後にみんなでお礼を言いました。

 

今日、自分達がきれいにしたトイレを使いながら

子ども達はきっときれいなトイレに感動したり

働く喜びや達成感を感じたりしていたことでしょう。

 

今日の取組を通して、子ども達の心がまた一歩、前に進みました。

旭建設の皆様、本日はていねいで素敵なご指導ありがとうございました。