お知らせ

わぁ、おいしそう !

ゴールデンウイーク前半の三連休が終わりました。今日1日 頑張れば、また三連休。うれしいですね。そしてまた、1日頑張ればまた連休。ゴールデンウィークとは誰が名付けたのか、うまく言ったものです。では、ゴールデンウイークが終わった後の週は何と言ったらいいのか。。。やめておきましょう(笑) 

さて、今日は歯科検診がありました。歯科検診と言えば子どもの頃、歯科医さんが発する言葉を理解できないまでも、「ん?今のはいいのか?ダメなのか?」と想像力を総動員しながら聞き耳を立てて検査を受けていたのではないでしょうか?

よい結果が出るといいですね。まずは、毎日の歯磨きをしっかり頑張っていきましょう。歯は食べるためにとてもとても大事なものですから。

本校の令和4年度の重点目標の1つに「食育を基盤とした健康増進・体力向上」があります。食べることは生きていく上で欠かせないことです。また、食べることで元気や活力や喜びを感じ、明日へのエネルギーとなっていきます。子ども達にとっては、自分の体をつくるだけでなく、日々の学びの土台となるものです。まさしく食べることは生きることであり、「生きる力」を育んでくれるものです。

では、その大切な「食」に関して、本校の給食の様子を少し紹介すると給食当番が給食の準備をする間、他の児童は1つの教室で無言で待っています。コロナ禍前だったらそのまま同じ教室で児童と先生が楽しく会話を楽しみながら食事できたのですが、残念ながら今のご時世そうはいきません。給食の準備が終わると2つの教室に分かれて前を向いて「黙食」です。

ただ、「黙食」の前に少し変わった光景が見られます。それは何かと言うと、当番の号令です。

 

「立腰」(当番)

「給食を見てください」(当番)

「〇〇、〇〇〇〇〇」(みんな)

「手を合わせてください」(当番)

「いただきます」(みんな)

 

さあ、上の「〇〇、〇〇〇〇〇」の中には何が入るでしょう?

もう、お分かりですね。

そう、表題の「わぁ、おいしそう!」が入ります。

みんなで、給食を見て「わぁ、おいしそう!」と言ってから食べるのです。

冗談みたいな話ですがこれって実は、消化・吸収の上でもとても良いことなんだそうですよ。

美味しいものを前にすると唾液が出たり、においや目で時には耳で、食べる前に味を想像したりと五感でおいしさを感じることで消化・吸収の準備が始まります。何も考えずにただいきなり食べ始めた時よりも、しっかりと消化・吸収の準備が整った上で食べた時の方が、より消化・吸収がされやすくなるのだそうです。

「わぁ、おいしそう」

この一言で楽しい食事の雰囲気づくりにもなりますし、消化・吸収の効率もアップしてくれます。

すてきな言葉ですね。

さあ、そう思ったら皆さんも今日から食べる前に口に出してみましょう。

「わぁ、おいしそう!!」