お知らせ

出前授業(トイレ掃除)

 今日は、昨日お知らせしたように出前授業を行いました。今回は、本校の全校児童よりも多い総勢17名の旭建設の方々が来校され、熱のこもったトイレ掃除の指導をしてくださいました。社長さんからは、トイレ掃除から学べることを教えていただきました。それは、「気づく心、感謝する心、謙虚な心」を育むことです。汚れやごみに気づいたら、自然に片付けられるような気持ちをもつこと。もしきれいな場所があれば、必ず誰かが掃除をしていることに気づき、そのことに感謝すること。自分のおかげでという気持ちはもたないこと。お話を聞きながら、子どもたちが今後社会生活を送っていく上でとても大切な姿勢を学ぶ貴重な学習だと思いました。
 初めの会では、掃除の前にストレッチを中心にした準備運動が設定されていました。はじめは、掃除の前に不思議な感じだったのですが、活動が始まってすぐに納得しました。棒たわしやデッキブラシを一切使用しません。亀の子だわしやスポンジを中心に体全体を使って掃除を行っていきます。子どもたちが、本当にこの作業ができるか不安でしたが、みんな腰を据えてしっかりと便器をこすっていました。見る見る間に白く輝いていく便器を見て、さらに子どもたちの磨く手に力が入ってきているように感じられました。仕上げでは、かべをスポンジで拭き上げ、全員が亀の子で床をこすりました。途中きれいになっていくトイレを見ながら、子どもたちの表情に満足そうな表情や笑顔が見られました。掃除が全て終了する頃には、きれいになったことはもちろんですが、かすかに感じていたにおいも一切しなくなっていました。
 この出前授業は、来年度も実施する予定です。それまでぜひ今日のきれいなトイレが維持できるように全校・全職員でがんばっていきます。本日は、お忙しい中、貴重な体験をさせていただいた旭建設の皆様本当にありがとうございました。
 なお本日の出前授業については、宮崎日日新聞、夕刊デイリー、建設新聞の3社で紹介される予定です。