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大人がしかけて、大人もいっしょに!④【ほどよい距離感でしかけよう】

 【大人のしかけ④ ほどよい距離感でしかけよう】

 給食着をうまくたためないお子さまが多いそうです。これは、東郷学園職員会「1学期反省」にて挙げられた話題です。合同研修会においても、「生活経験が不足しているのではないか」、「大人が先回りしてやってしまうために子どもたちが経験できないのではないか」など原因分析の発言も聞かれました。

 多忙による時間不足、けがのリスクへの懸念などさまざまな事情があると思われますが、子どもたちに失敗から学ばせることも大切です。また、子どもに任せっぱなしでも技術は身に付きません。「こういう時はこうするんだよ」などタイミングのよい声かけを大切にし、ほどよい距離感で大人がしかけることで、よい変化が出てくると思われます。

  「叱る」「ほめる」のバランスも距離感の重要な要素です。

〇 叱らせてばかりでほめられてない子ども

〇 適切なタイミングで叱られなかったために「あ、このくらいやっていいんだ。」と誤学習する子ども

〇 叱られることもないけどほめられることもない子ども

 「自分は見守られている」と子どもが実感できるよう、大人がしかけていきましょう。

 

 以上、合同研修会において挙げられた意見から提案する【4つのしかけ】です。教育に特効薬はありません。毎日の積み重ねが子供たちの人生を創ります。できそうなことから、ぜひ取り組んでみてください。

今後も様々な機会において、地域、学校、家庭で「大人がしかけて、大人もいっしょに」できることについてたくさん話題にできればと思います。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

     東郷中学校区 合同研修会実行委員会