お知らせ

人権週間

今日の朝も寒かったですね。

山間地にある坪谷小学校は、日向市街地と比べると気温が3~4度、低いと言われています。

今日の坪谷は、霜が降りて、車のフロントガラスも凍っていました。

 

さて、今日の朝は、全校朝会でした。体育館は、寒すぎるので図書室で行いました。

今週は、人権週間ということから人権に関する話をしました。

 

12/4~12/10まで。つまり今週1週間は「人権週間」となっています。

ではまず、人権とは何かということなのですが、1・2年生には少し難しい言葉かもしれませんが、人権とは、人はどこに生まれても、どんな人でも、だれもみな、楽しく、幸せに「生きる」ことが認められていますよ、それは人が生まれ持った当たり前の権利ですよということです。

 

この後、「人をたたいたり、けったりする」「人を差別する。仲間はずれにする」ことが何故いけないのかについて人権とからめて分かりやすく話をしました。(省略)

 

結局、人権を大切にするとは、自分とは違う他人を受け入れて、その他人が幸せに生きていくための権利を大切にする、とても簡単に言うと人にやさしくするということです。

みんなも知っているように、現在、ウクライナという国の人々が戦争のために生きる権利さえ、脅かされています。日本でも、ウクライナの人を日本に呼んで受け入れる取組が時々、テレビでも放送されていますよね。これも人権を大切にするということです。

 

また、今、委員会活動で赤い羽根共同募金を呼び掛けてくれている人たちがいますね。身体の不自由な人たち、お年寄り、事故などいろいろな事情で親がいない子ども達など、生きていくうえでとても困っている人たちのために役立ててもらおうというのが、赤い羽根共同募金のねらいです。これも人権を大切にするための取組です。

 

そんな目立つことでなくても、人権を大切にすることはできます。

それは、みなさんのやさしい言葉かけです。

例えば昨日、登校してきたお友達の様子を見て、「元気ないね。」と声をかけていた子がいました。そのお友達の様子がなんだかいつもと違うなと気付いてやれたのもえらいし、「元気ないね。」ということは、言い換えれば「どうしたの。心配してるよ」というメッセージでもあるよね。そんな何気ない言葉でも、みなさんのやさしい言葉は周りの人を幸せにしてくれます。

 

みなさんの大先輩、若山牧水先生ですが、今でもとても人気のある歌人です。ただ、牧水先生が好かれたのは、その短歌づくりの腕前だけでなく、誰にでもやさしいその人柄もとっても好かれていたそうです。

 

牧水先生の後輩である皆さんも、大先輩に負けないように、やさしい言葉をどんどん使って周りの人を幸せにしていきましょう。

 

今日は、人権についてお話をしました。

終わります。