お知らせ

短歌オペラ

 日曜日の宮崎日日新聞の一面でも紹介されていましたが、10月16日(土)に本校の4年生児童3名が出演した短歌オペラ「若山牧水 海の声 山の声」が県民文化センターアイザックスターンホールで上演されました。プロの出演者と子どもたちが競演できるということで、この日をとても楽しみにしていました。ところが、プロの出演者方々の歌声に魅了されているうちに出番が近づくと楽しみより不安が勝ってくる感覚を味わいました。
 ところが、出演前の楽屋で、緊張のあまり落ち着かない様子だった子どもたちが、本番になると実に堂々とした態度で登場し、しっかりとそれぞれの役を演じていました。子どもたちの歌唱や短歌朗詠が終わると、会場からは惜しみない拍手が鳴り止みませんせした。オペラ終了後のカーテンコールでも子どもたちに大きな拍手が贈られ、何ともいえない心地よい気分を味わいました。3名の子どもたちこれまでの練習を含め、本当にご苦労様でした。そして素晴らしい演技をありがとう。もう一度拍手を贈ります。「パチパチパチ」
 ところで、今朝登校してきた子どもたちと会話をしましたが、みんなとても良い経験になったようです。ただ、牧水の長男「旅人」役で独唱を行った児童に「素晴らしい歌だったね。もう一回やってみたくなったんじゃない。」と声をかけると即答で「もういいです」の返事が返ってきました。さすがに当日は、子どもながらに私たちの予想をはるかに越えるこれまでに経験していない緊張状態を味わったようです。この気持ちが、子どもの表情から何となく理解できる朝の会話でした。
 なお前回お知らせしたように、上演中の撮影は予想通り一切禁止でした。そこで、事前のリハーサルや楽屋の様子。そして、上演後の記念写真撮影の様子を紹介しています。