お知らせ

複式指導ばかりではありません。

 本校は、完全複式による指導をしていますが、実質的には全ての学習を複式で実施しているわけではありません。今日授業参観をしていると、この時間は、全ての学年が写真のように全員同じ方向を向いて授業を行っていました。1・2年生の教室に行くと、図工の学習を行っていました。先日全校で体験した田植えの様子を思い出しながら、絵に表していました。先生の「手はどうしていましたか。」「足はどうしていましたか。」と順を追ってみんなで少しずつ人の形を描いていました。3・4年生に行くと理科の学習を行っていました。理科については、3年生と4年生の内容を1年おきに学習します。今年は、3年生が4年生の学習を行い、来年3年生の学習を行います。ちなみに今日は、1日の天気の変化について学習を進めていました。最後に5・6年生は、家庭科でミシンを使い、エプロン作りを行っていました。家庭科も3・4年生の理科と同じように5年生と6年生の内容を1年おきに行います。ちなみに今年度は、5年生の学習内容を進めています。
 このように実は、基本的には、複式指導を実施する教科は、国語・算数・社会となります。さらに1・2年生については、国語を教頭先生が指導されますので、複式指導は、算数のみとなります。つまり少人数のため複式指導を実施していますが、学力向上に関するデメリットはほぼないと考えています。逆に個別指導が、かなり充実していて一人一人を大切にできるメリットが非常に大きいと思っています。授業参観をして、ついそんなポジティブな気分になったところです。