お知らせ

複式指導のよさ

 昨日、本校の3・4年生の学級で複式指導による算数科の研究授業が行われました。単純に考えると複式指導は、単学級の指導の半分の指導しか受けられないから不利だと思われがちだと思います。しかし、昨日授業の様子を見ていると、実に子どもたちが生き生きとしていて自ら学ぶ姿勢が育っているように感じました。先生が別の学年の指導を行っている際、自分が今何をすべきかをしっかり考えて、自分の考えをまとめたり、練習問題に集中して取り組んでいました。それだけに先生が自分の学年の指導に来られた時、一人で考えたり、友達と話し合ったりしたことを先生に楽しそうに伝えている姿が見られ、学習することの楽しさを感じているように感じました。また、最終的に今日学習した内容に関する問題を全員ができるようになっていたことが何より素晴らしい複式指導のよさだと思います。確かに直接指導は、半分の時間ですが、主体的に自分一人で考えたり、友達と子どもだけで話し合ったりする学習が十分に確保されている複式指導のよさも感じた研究授業でした。声を大にして言いたい。「自ら学ぶ姿勢を育む複式指導!」