日誌

2017年10月の記事一覧

10月が終わります。

 先週の台風21号に続き、今週末も台風22号の接近が予想されています。先週は関西地方から北で特に大きな被害が出たようですが、今回は何事もなく過ぎ去ってくれることを祈るばかりです。台風の勢力や進路次第ではありますが、今のところ30日(月)は通常どおりの授業を行う予定です。最終的には、前日29日(日)の正午に判断をし、変更がある場合のみ保護者に連絡するようにします。何とぞご理解をお願いいたします。

 10月が終わります。今年も残すところ2か月です。はやいものです。11月は児童生徒会役員選挙(1日)、北郷フェスティバル(11日)などが予定されています。特に北郷フェスティバルは、運動会と並んで大きな行事です。先生方も子どもたちも毎日一生懸命準備に励んでいます。その成果をしっかりと発揮してほしいものです。是非たくさんの皆様にご覧いただきたいと存じます。ご近所お誘い合わせの上、ご来校ください。

みさと焼き

 少し前の話になりますが、美郷町教育委員会主催の家庭教育推進大会に参加した後の懇親会のことです。研修会での講師の素晴らしいお話とコンサートの余韻に浸りながら、思い思いテーブルに着き感想を述べ合う時間でした。午後7時を過ぎていましたので、そろそろ空腹も頭をもたげていました。そんなとき出会ったのが「みさと焼き」でした。もちろん焼き物(陶器)ではありません。「たこ焼き」ならぬ「みさと焼き」です。懇親会のメインメニューとして、担当課職員の皆さんが準備してくださったものでした。

 これは、美郷町で密かに(?)流行しているグルメで、タコの代わりに地元のおいしい食材を入れて焼いた粉ものです。主流は、シイタケやキムチ、栗などを入れるようですが、子ども向けにいろいろとアレンジもされているとのこと。なるほど、おいしいものはどんな調理をしてもおいしいはずです。参加者一同感心しながらいただきました。美郷町には、まだまだ奥深い食があるようです。

職人技?


 ここ数日、事務室の先生方の動きが激しいな・・・と思っていたら、新たな学校改善に取り組んでおられました。管理棟の窓ガラスが野鳥等の糞やクモの巣でかなり汚れていたので、教頭先生が毎日のように掃除をしてきれいにしてくださっていたのですが、今度は事務室の先生方が窓ガラスに紫外線カットのフィルムを貼っておられたのです。
 このホームページのトップにも写真がアップされていますが、美郷北学園では校舎のあちらこちらに本が展示してあります。いつでもちょっとした時間があるときに手にとって見ることができるように、子どもたちが少しでも本に親しむことができるように、事務室の先生方の温かいご配慮が形になったものです。今回、それらの本を日焼けから守ることを目的に始められた作業だったのです。
 はじめは3人でしたが、養護教諭の河野先生や学習部長の頼先生も合流しての作業となりました。

 改めて、学校は校長一人では経営できないことが分かります。先生方のアイデアとやる気が欠かせません。校長室にじっと閉じこもってパソコンを見つめている時間があれば、校内を見たり子どもたちの様子を観たりする方が、よほど有意義かもしれません。先生方に心から感謝します。

目からウロコ

 12日(木)は、幼稚部から前期ブロック(1~4年)までの学校参観日でした。
 今回は、幼稚園の参観に「本の読み聞かせ」を取り入れた親子読書を実施しました。まずはじめに、子どもと保護者に分けて、保護者に北郷図書館の司書(山本恵子さん)が読み聞かせの素晴らしさと進め方を講義され、その裏で子どもには本校の読み聞かせの達人(徳田三枝 技術員)が楽しい読み聞かせをしてくださいました。

【講話をされる 山本先生】

【徳田先生による読み聞かせ】

 私の浅いこれまでの経験では、ここで終わりでした。「読み聞かせは大切です。お家でも是非読んであげてくださいね。」と呼びかけて、後はお任せする。まあ、ここまでできただけでも効果はあるはずです。ところが・・・
 2時間目、今度は場所を移して親子で読み聞かせを楽しみました。もちろん、山本先生と徳田先生による素晴らしいコラボレーションでした。子どもたちも保護者も(わたしも)ぐいぐい引きつけられました。「さすがだなあ・・・」と感心しきりでした。

 なるほど、保護者に読み聞かせを推奨するために、まずはお手本を見せるということなのでしょう。保護者もずいぶん興味をもったようでした。
 と、次の瞬間、先生から「では、これからお子さんに読んであげましょう!」との声。「えっ!いきなり大丈夫かな?」とどぎまぎしているのは、わたしだけでした。子どもたちは読んで欲しい本を手に取ると、すっと保護者のもとへ。しかも膝の上。しかも遠慮なく。

 こんなにも自然に、そして楽しそうにふれあう親子の姿を、恥ずかしながらわたしはあまり見たことがありませんでした。これこそ親子の姿です。きっといつもこんな感じでスキンシップを図っているのでしょう。北郷の子どもたちが落ち着いて生活できる一因を垣間見ました。わたしは、感動のあまり動悸が激しくなりました。
 目からウロコ。正にそんなひとときでした。企画していただいた山本先生、徳田先生、幼稚園の先生方、そして参加していただいた保護者の皆様、幸せな時間を本当にありがとうございました。

がんばった中体連

 9月30日(土)と10月6日(金)に、第41回東臼杵地区中学校秋季体育大会が行われました。美郷北学園は、30日(土)に男女ソフトテニス部、6日(金)に陸上部が出場しました。6月の大会で3年生が引退した後、2年生を中心に新しいチーム作りに取り組んできましたが、その成果を発揮する大会でもありました。どの部も新キャプテンを中心に、切磋琢磨しながら練習に励んできました。チームをまとめるのはなかなか大変なことですが、その分得るものも大きいはずです。メンバー一人一人が自分の立場を自覚して、さらに高みを目指してほしいものです。

 さて、大会の結果は以下のとおりです。
【ソフトテニス部】:西郷中学校テニスコート
  男子 第3位 佐藤慎太郎・奈須海玖空ペア
     第4位 加藤龍侍・夏田和弥ペア
  女子 準優勝 上杉純世・阿部莉々楓ペア(写真)
     第4位 大和久尚・山下夏澄ペア
【陸上競技部】:延岡市西階陸上競技場
  7年 奈須瑛琉(100M)2位 16”20
  8年 鴨田優佑(100M) 1位 12”23
     柄 神音(100M) 2位 13”20
     甲斐無限(100M)5位 13”90
     鴨田駿佑(200M) 1位 25”23
     齊藤丈留(1500M) 1位 4’49”86)
  4×100Mリレー(柄、鴨田優、甲斐、鴨田駿) 1位 48”90
 なお、参加した全員が11月に行われる県大会への出場権を獲得しました。学校代表から地区代表となります。思う存分力を出し切ってほしいものです。応援よろしくお願いいたします。


うれしいニュース

 今日4日(水)は、全校朝会を行いました。毎月1回、校長(教頭)講話や各指導部の先生のお話、表彰等を行っています。今日は、宇都宮教頭先生と保健体育部長の原口朗先生のお話でした。その後、先日行われた中体連秋季大会東臼杵地区大会(男女ソフトテニス競技)の結果報告と表彰をしました。地区大会では全員が入賞し、11月に開催される県大会への出場権を得ました。詳しくは、後日陸上競技の結果とともにお知らせいたします。
 今日は、もう一つの表彰についてお伝えします。

 それは、本学園2年生の黒木陽太朗さんの表彰です。陽太朗さんは、みやざきサイエンティスト育成推進事業「夢・創造サイエンスコンクール」で見事、地区優秀賞を受賞しました。夏休みに自由研究で作成した昆虫採集が、高い評価を受けたのです。運動神経がよく、いつもニコニコしている陽太朗さん。虫好きでも有名ですが、しっかりと学びにもつなげているところが素晴らしいです。本当におめでとうございます。
 運動面だけでなく、学習面でもがんばる美郷北学園の子どもたちです。

よろしくお願いします

 気付くとキンモクセイの香りが流れてくる季節となっていました。
 10月です。ひと雨ごとに秋が駆け足で近づいてきます。ついこの間まで、「暑いですね。早く涼しくなるとよいですね」とあいさつしていた気がします。暑ければ寒さを、寒ければ暑さを求める・・・何と都合のよいものでしょうか。。。しっかりと今の季節を味わいたいものです。
 さて、10月1日付けで、美郷北学園幼稚部に新しい先生が配属されました。
杉本祐樹(すぎもと ゆうき) 先生(27歳) 西郷出身
西郷中を卒業後、宮崎市の高校・短大を経て幼稚園教諭や保育士、介護福祉士などの免許を取得され、先月まで宮崎市の介護施設にお勤めでした。長年の夢であった幼稚園勤務と地元に戻ってきての仕事に、意欲満々です。親孝行をしながら、ぜひ早く美郷北学園に馴染んでくださいね。これから、どうぞよろしくお願いいたします!