日誌

視聴覚 歴史のロマンにふれて~「交流会!岡小に冒険家がやってきた!」~

 デンマーク人冒険家 クリスチャン・ハブレヘッド氏 と中国人冒険家孫海斌(スンハイビン)氏 の二人が、〈手こぎボートで徐福東渡の航路をたどる〉冒険にチャレンジしました。

 2200年ほど前に、秦の始皇帝の命を受け、不老不死の仙薬を探すために徐福という人物が3000人あまりの人々を連れて日本各地にやってきたという伝説があります。二人の冒険家の方々は、原始的な手こぎボートで挑戦することで、この伝説に迫ろうとしたのでしょう。

 この方々が到着した次の日に、岡富小学校に来ていただきました。特に5年生は、総合的な学習の時間に『徐福』について調べていますので、より深い学習につなげることができたと思います。6年生も社会で日本の歴史を学びますので、縄文時代から弥生時代に変わる日本と中国、韓国とのつながりや渡来人の存在の大きさを学習できます。

 また、徐福伝説については、たくさんの著書があり、まさに徐福伝説についての第一人者である 逵 志保(つじ しほ)先生(静岡県立農林環境専門職大学生産環境経営学部准教授) にもおこしいただき、解説に加えて、5・6年生のたくさんの質問に答えていただきました。そして、歴史のロマンに十分にふれることができた1時間となりました。