日誌

了解 税金の大切さ~租税教室~

 税金の仕組みを学び、税金の大切さを学ぶ、「租税教室」を6年生対象に実施しました。講師として、岡田明利さん(岡田花店社長)をお招きしました。

 日本には、「消費税」「住民税」「所得税」「ガソリン税」「酒税」等々実にたくさんの税金があります。そもそもなぜ税金を納めなくてはいけないのでしょう。

 その疑問に迫るために、わかりやすいアニメを視聴しました。かわいらしくて親しみやすいキャラクターが登場しましたが、内容は税金のない社会がどんなことになるのかを説明する深いものでした。このアニメで、「公園がなくなってしまう。」「消防署や警察署が有料になってしまう。」「橋や道路を気軽に利用できなくなるし、壊れても元に戻すことができなくなる。」「人が協力することができなくなる。」などとても大切なことに気付くことができました。

 6年生は社会科で、国民の権利や義務について学習します。その中で、「税金を納める義務」が出てきます。なぜ義務になっているのかを考えるには、今回の租税教室の内容が生かされます。

 今回の学習には、お金の大切さを実感してもらうために、「一億円(模造品)」を準備していました。一人一人一億円が入ったジュラルミンのケースを抱えました。お札は紙でできていますが、一億円ともなるとかなりの重さです。一人で一億円を手に入れるというのは、ものすごく大変なことですが、みんなで協力すれば、一億円というお金も用意できることになるのです。そして、この一億円を上手に使えば、いろんなことができますので、より明るい未来の社会を創ることができるのです。