日誌

盲導犬とふれあって~3年生総合~

3年生の総合的な学習の時間のテーマは、「福祉」となっていますので、今年度も「盲導犬との交流会」を体育館で行っています。指導をお願いしているのは、九州盲導犬協会の後藤さん(盲導犬ユーザー)と福田さん(啓発ボランティア)です。

盲導犬がどのように訓練され、目の不自由な方にとってどれだけ助かる存在なのかをプレゼンにわかりやすくまとめて、説明していただきました。3年生のみんなは、一生懸命メモをとりながら聞いていました。

後藤さんは、盲導犬の「玉露」さんと一緒に来校しています。実際に後藤さんが指示を出して盲導犬と一緒に歩く実演をしていただきました。玉露さんが後藤さんのことを気遣いながら歩いていることがよく分かりました。

なんと言っても、玉露さんは優しい顔をしています。後藤さんの盲導犬として8年が過ぎたそうですが、一度も吠えたことがないそうです。そんな優しい性格が盲導犬に適しているのです。

3年生のみんなや我々職員に少しでも目の不自由な方の気持ちを理解してもらおうということで、「白杖歩行体験」もしました。目の不自由な方は、白い杖を持って周囲の障害物や段差を確かめながら歩行します。盲導犬を連れていても、この白い杖は必要です。

目をしっかり閉じて歩くと、非常に不安が大きいです。白杖の音や感触を確かめながら用心深く歩かなくてはいけません。体育館のような平らな場所ならともかく、普段歩いている道路などはさらに大変です。

最後に、質問などが終わったら、盲導犬の玉露さんにさわることができました。モフモフのさわり心地に心も癒やされます。そして、いろんな人がさわっても常に穏やか表情です。3年生のみんなも優しい気持ちで玉露さんとふれあいました。

今回の交流会を今後どのように生かしていくかが、とても大切です。

【プレゼンの説明を聞いて】

【後藤さんの実演】

【白杖歩行にチャレンジ】

【質問してみよう!】

【玉露さんとのふれあい】