学校からのお知らせ

終業式

昨日は1学期の終業式でした。当初は体育館で行う予定でしたが、体育館はかなりの暑さが予想されましたので、校内でのオンラインで実施しました。

 終業式の中で3名の児童に意見発表をしてもらいました。

 3年生の児童は算数で頑張ったこと、そして自分だけじゃなくクラスのみんなで頑張れたことが嬉しかったと発表しました。2学期も1学期のように頑張っていくと力強い意見を述べました。

 5年生の児童は、友達とけんかしたときのことを発表してくれました。けんかした後、その日はとても寂しい1日だったこと。だけどどう謝っていいかわからなくて悩んでいたこと。次の日に、いつものように話しかけたら、笑ってくれたこと。大げんかをしたけど1日で仲直りできて、とてもほっとした気持ちになったことを発表しました。喧嘩したときのもやもやした気持ちや仲直りできたときの気持ちは、他の子どもたちも大いに共感できる話でした。

 6年生の児童は、「自分の1学期を言葉で表すと『素直』です」という出だしから始まりました。素直に勉強をがんばったこと、お家の人に褒められて素直に喜んだこと、友達の良いところを素直に見つけて伝えられたことなどです。素直に友達の良いところを伝えると今度は相手がありがとうと感謝してくれた。そのことで爽やかな気持ちになりましたと語っていました。素直になってとても気持ちが良い体験ができたようです。2学期は運動会で副団長を目指すということですので、また2学期に頑張ってもらいたいと思います。

次に、校長先生が児童の発表に対する感想をまとめました。3人とも自分や他人のためになることに気付くことができたこと、これは延岡市の教育プランにある「幸動(こうどう。自他の幸せのために学び行動すること)」につながる話であること、3人とも素晴らしい発表であったことなどを称賛しました。

 さて、素晴らしい発表ができた3名の児童ですが、発表の前に入念な練習をしていました。家庭や学級でも発表の練習をしてきましたが、校長室でも校長先生の前で発表の練習を繰り返しました。練習をするほどに自信がついてきて、本番での立派な発表につながったこともお伝えしたいことです。

 今、オリンピックの真っ最中ですが、結果を出せる人はこれまでに相当な、しかし地道な努力があったものと思います。努力をしたからといって、全てが結果に結びつくわけではありません。しかし、結果を出せた人は努力を積み重ねてきた人なのは間違いないでしょう。子どもたちの練習する姿を見て、そういうことを考えさせられました。

 最後に、生活指導の先生から、「命を大切に」という話がありました。全国的に夏休み中の水の事故が連日のように報道されています。また、熱中症や交通事故など、命の危険に関わることが多い時期です。「夏休み よいこのくらし」には、子どもたちの命を守ったり、トラブルを防いだりするためにいろいろなきまりが書いてあります。家庭でも親子でしっかりと確認していただいて、安全で楽しい夏休みにしてほしいと思います。