日誌

校長室から

思い出に残る親子遠足、三椪の自然と温かい心に抱かれて


 11月8日、秋晴れの下、親子遠足で御手洗渓谷に行きました。これは、保護者の方々が小学生の頃、毎年遠足に行った場所です。そこで、三椪小閉校の今年度はその当時の遠足の様子や景色を今の三椪小の子ども達に伝えようと、保護者の意見を取り入れて企画した特別な遠足です。スクールバスで御手洗渓谷の入り口まで行き、そこから片道5キロメートルの山道を親子で語らいながら目的地を目指しました。途中、お父さんやお母さんが小学生の頃、目的地までの目印にしていた幹が途中から2本に分かれている一本杉や二段滝などを見ながら、その当時を振り返ったり、懐かしんだりしながら歩きました。昼食後はお父さん3人に、今の職業に対する思いや三椪の自然・文化・伝統・地域を守り、後に伝えていくことの大切さを話していただきました。最高の親子遠足でした。
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練習の先には・・・


   今朝は少しあたたかく感じられましたが、さすがに11月に入り、朝夕肌寒い日が続いています。11月を「霜月」と名付けた古人の感性に、敬服するばかりです。師走の持久走大会を目指し、今日から持久走の練習が始まりました。三椪小で最年長の私は、こんな機会でもないとなかなか走ることはありません。そこで、子どもたちとともにできるだけ走ろうと、今日から取り組んでいます。子どもたちは体力向上、苦しさの克服、自己との闘いを目標にして練習しています。私はロコモ解消です。
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地域の方々とともに三世代交流・オープンスクール

 晴天の秋空の下、オープンスクールが開催されました。1時間目は1・2年生、3・4年生、5・6年生の3学級で複式学習の授業参観、2時間目は運動場で3世代交流グランドゴルフ大会、3・4時間目は地域の方による「昔語りの会」、お昼の給食もなごやかに会食して交流しました。特に、グランドゴルフ大会では、地域の方々や高齢者の日ごろの練習の成果、その見事な腕前を披露していただきました。地域の方々の知恵や子どもたちに注ぐ温かい眼差しで、子ども達ものびのびと共に活動することができました。すばらしく有意義な時間でした。地域の方々・高齢者クラブの皆様、子ども達を温かく包みながら、ご多用の中、ご協力くださいましてありがとうございました。一生思い出に残る三椪小にしかできないオープンスクールでした。
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パンジー・ビオラの花咲く頃は・・・

 
 10月29日は、朝早くから花ボランティアの方々が学校に来てくださり、土を耕したり苗を植木鉢に植え替えたりして活動して下さいました。ありがとうございます。子ども達は、地域の花ボランティアの方々と楽しく、学級園に苗を植え付けました。植え替えたパンジーやビオラが根付き、多くの花を咲かせる頃は、卒業も間近ですね・・・・・。
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実りの秋、稲刈り

  
 6月に植えた稲の苗。順調に成長し、11日(金)に稲刈りをしました。30年間も、無償で田んぼを提供し、毎日欠かさず水の世話をしていただいた方に感謝の気持ちを抱きながら、一株一株心を込めて刈り取りました。収穫した約30キログラムのもち米は、餅つき大会で使わさせていただきます。行事を一つ終えるごとに、充実感の中にさみしさもよぎります。 
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本は心をひきあげる


三椪小の 10月の重点指導は読書、本校では10月を読書月間としています。図書委員会のこども達が、9日に読書月間の取組みを紹介しました。取組みは大きく5点。
 
  1  めざせ! 年間100冊読書
      因みに、9月末現在で、全児童の図書貸出合計冊数は668冊です。
      もう少しで100冊の目標達成となるのは、 1位 6年生女児 71冊
                                 2位 1年生男児 69冊
                                 3位 1年生女児 55冊 
  2  スタンプラリー          3  読書クイズ      4  家読(うちどく)
  5  延岡市立図書館司書の方による読み聞かせ、ブックトーク
 「 ・本は世界をかけめぐる   ・本は時間をさかのぼる  ・本は心をひきあげる」子ども達とともに、私も「読書の秋」にします。
  
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ぐんぐん育て


 夏から10月初旬にかけてミニトマト、オクラ、シシトウ、ピーマンの収穫をした子どもたち。さすがに10月になると作物の勢いも弱くなり、次の作物を植えることになりました.台風通過の9日。天気がよく、自分たちで選んだ作物の苗を畑に移植しました。マルチも張り、本格的です。ブロッコリーとレタスを育てます。1.2年生はえんどうと秋キュウリを植えています。収穫が楽しみです。
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音楽教師、プロの技

 北方中学校の音楽の先生による2回目の授業です。三椪小をはじめ北方町内4小学校で、5・6年生(北方小は6年生のみ)に音楽の指導をしてくださいます。これは、11月14日開催の延岡市小中合同音楽祭に中学生とともに合唱で参加するための指導です。併せて、来年度の小中一貫校北方学園開校を視野に入れ、小学6年生が卒業後、中学校生活へスムーズに適応できるよう「中1ギャップ」の解消もをねらいとして実施されます。

さすが、中学校で専門の音楽指導経験豊かな先生の指導に、子ども達の発声、リズム感、表情、呼吸等あっという間に良くなり、45分間で大きく伸びました。
ありがとうございました。
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センダンに抱かれ青空給食

  センダンの大樹に抱かれ、青空給食。食べる場所が戸外、しかも、センダンの木陰ということで、いつもの給食とは一味も二味も違うものとなったようです。
 センダンも、さながら給食をのぞきこんでいるようでした。
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〇〇の秋

 今日から10月。全校朝会で子どもたちに「秋といえば〇〇・・・<〇〇の秋>に入る言葉は何?」とたずねたところ、「食欲の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」「収穫の秋」という答えが返ってきました。さすがに小学生にとって、「芸術の秋」は難易度が高かったようで、出なかったため教えました。この後、学習部から、読書祭や宮崎県で取り組んでいる家読(うちどく)についての話がありました。学校では、「どくしょのあゆみ」として、図書室前の掲示板に「いつ、何の本を読んだか」読記録カードが掲示してあります。
 秋の夜長、テレビもパソコンも消して親子で読書できるのは、子どもが小学生の間だけかもしれませんね。
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みんなつながる三椪小校区合同運動会


 9月22日、125年の歴史に幕をおろす三椪小学校としては最後の運動会が開催されました。保護者や地域の方はもちろんのこと、三椪小のかつての校長先生方、勤務された先生方、ボランティアで水泳を指導してくださる先生、三椪を愛し、閉校を惜しむ方々約300人が声援にかけつけてくださいました。消防団の一糸乱れぬ機敏な消防操法披露にはじまり、子どもたちの真剣な姿、地区の方々の笑顔の中に負けん気を見せた競技と、集う人々が一つになった運動会でした。参加してくださった皆様、ありがとうございました。
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三椪小学校への思い、いっぱいの人文字


 天候が心配されましたが、9時から航空写真を撮影しました。地域の方々、角田保育園の園児、上南方ソフトボールチームの子どもたち、そして三椪小学校の児童・教職員と保護者、総勢100名以上で「三椪小」の人文字をつくりました。延岡市教育委員会教育長、北方支所長も参加してくださいました。地域の方々の思いのこもった人文字です。
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栗拾い探検隊

4年生の保護者から前々より、「栗拾いに来ないよ。」と声をかけていただいていましたが、 9月11日(水)午後から、全児童が栗拾い行きました。昨年も保護者所有の栗林で繰り拾いをさせていただいたところ、大豊作だったようです。今年は、サルやイノシシに先を越されたのか、あまり多くの栗を拾えませんでした。それでも、「栗拾い探検隊」の子どもたちは教室を飛び出し、栗林の自然に大満足でした。来年度の閉校を控えて、保護者や地域の方々は、子どもたちに三椪のよさたいけんさせようといろいろな楽しい企画を準備してくださいます。本当にありがとうございます。
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三椪小校区合同秋季運動会の予行練習


9月13日(金)今日は、22日に行われる三椪小校区合同秋季運動会の予行練習です。本番さながらに、暑い中、子どもたちは懸命に各競技に汗を流しました。伝統の「三椪太鼓」も今年がファイナルです。真剣な子どもたちの表情を見ていると、胸が熱くなります。
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読み声のお客様


 9月10日(火) 1時間目に校長室に小さなお客様です。 
夏休みの間も、家で毎日「ねことねずみ」の音読の練習をして、とても上手に読めるようになっ た子どもたちです。 ぜひ、校長先生に聞いてもらいたいと、校長室をたずねて来たのです。 
 
 
「ねことねずみ」のお話のはじめの部分の紹介をします。ねずみ が ねこ に尻尾をかみきら
れました。ねずみは猫に、尻尾を返してほしいと頼みます。すると、猫から交換条件が出され
ます・・・・さあ、ねずみは、無事尻尾を返してもらえるのでしょうか?リズムのある文章です。次は誰が、どんな問題を出すのかなと、わくわくしますよ。子どもたちにも本にも毎日たくさんのエネルギーをもらっています。
 
 
 
 
 
 
 
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感動のラストに向けて

 9月22日(日)に三椪小学校と三椪校区(二股谷チームと三椪谷チームの2チームに分かれます。)の合同運動会が開催されます。三椪小学校運動会としては今年が最後となります。児童会で決定した今年のスローガンは
  「感動のラスト!最高の汗と涙を流そうぜ!」 (写真参照) 今年の運動会を最高のものとするために、連日練習に励んでいます。
 そんな中、保護者の皆様をはじめ地域の方々が、運動場の整地、センダンの枯れ枝の剪定、「三椪太鼓」で使用する太鼓台の作成等、楽しく安全に運動会ができるよう心を込めて環境整備をしてくださっています。 ただただ、頭が下がります。ありがとうございます。
 このHPをご覧になられた皆様、よろしければ運動会にお越しください。そして、19名の子どもたちと地域の皆様の閉校への熱い思いと懸命な姿にどうぞ声援をお願いいたします。

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芽が出たよ


 今日の学校は、出張、忌引き等により職員が少ない日です。 
 
 
 教頭先生をはじめ、学校全体で子どもたちを見守っています。
 
 そんな中、1・2年生から、「ミニトマトの芽がでたよ」という、うれしいお知らせがありました。
 
  昨日の奉仕作業で、きれいになった学校農園には、かぼちゃ、じゃがいも、さつまいも、なす
トマト、ミニトマトなどが元気に育っています。その苗たちを子どもたちが毎日、声をかけ、水をやり、大切に育てています。
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保護者、地域の方々に支えられて

 
 
 
 せんだんの大樹の枝先には、うす紫色の可憐な花が微笑む季節です。
 今日は朝8時から11時半まで、PTA環境美化活動が行われました。子どもたちや保護者、職員はもちろん、地域の方々(PTA準会員)、25年前100周年記念実行委員をされていた方々等、総勢50名あまりが参加し、草払い(運動場、記念碑、職員住宅体育館、学校農園周辺)、プール清掃、古くなった小屋の撤去等行いました。
  三椪地区は、今、田植えの準備でどの家も大忙しの時期にもかかわらず多数参加してくださり本当にありがたかったです。お父さん、じいちゃんたちの作業手際のよいこと!力があること!おかげで、三椪小学校は、さらにブラッシュアップされ、すっきり、美しく環境が整備されました。これで、子どもたちもより一層、勉学に励むことと思います。
 
  子どもたちの活動ぶりを目にして、感心したことは、ふざけたり遊んだりする子が一人もいないことです。特に5・6年生は、最高学年として最後まで刈った草の始末や道具の後片付け等を責任もって行っていました。
  忙しくても、学校の環境整備にかけつけてくださる保護者や地域の方々の姿、そして責任感のある上級生の姿、毎日こんなにすてきなモデルを目にしているのですから、三椪のこはいい子に育つわけだ・・と納得したところでした。
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「三椪小学校物語」エピローグ


   ようこそ、三椪小学校ホームページへ!   私は平成25年4月1日付で本校校長として着任しました 矢野 淳子 と申します。
 三椪小学校は今年度を限りに創立125年の歴史に幕を閉じ、来年度から北方町の小中学校 5校を統合して、「北方学園」として新たなスタートを切ることになります。そのような歴史の一場
面に、校長として巡りあうことができたことを大変有難く思うとともに、身の引き締まる思いを抱いています。  
 これからの一年間は、三椪小学校19名の児童と9名の職員「チー三椪」による125年間の
 「三椪小ものがたり」のエピローグとなります。 全国の三椪小学校の卒業生の皆様、三椪小学校に縁(ゆかり)のある皆様、そして三椪小学校を初めて知ったという方々、どうぞ三椪小学校の一年間をご一緒に見届けてくださいますようお願いいたします。 
 
 三椪小学校の様子を校長室からお届けしますので、ご意見やご感想、子どもたちへの励まし
のことば等ありましたらお願いいたします。    み  みんなで
                              は  はつらつ
                              え  エピローグ   三椪小学校 !
 
 
 
 
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