9月5日の給食
今日の献立は、ピーマンとなすのにくみそどん、牛乳、すまし汁です
「秋なすは嫁に食わすな」ということわざがあります。これには諸説あり、「秋なすはおいしいからお嫁さんには食べさせない」という意味であるという説や、「なすを食べると体が冷えるので大切なお嫁さんには食べさせない」という説などがあります。他にも、よめ=夜目と書き、ネズミのことを表すのだという説があります。
鎌倉時代の和歌集『夫木和歌抄』には「秋なすび わささの粕につきまぜて よめにはくれじ 棚におくとも」という歌があります。
これは、酒粕につけた秋茄子をおいしくなるまで棚に置いておくのはよいけれど、ネズミ(夜目・よめ)に食べられないように注意しましょうという意味です。「秋茄子は嫁に食わすな」は、その和歌が語源ではないかとも言われています。
真偽のほどは分かりませんが、とらえ方によって、意味がまるっきり変わってしまうのが面白いですね。