日誌

平和について考える・・・。

日之影小のプールの前には、「友情の絆」の疎開記念碑があります。

それを用いて、6年生が社会科の学習を行いました。

昭和19年、沖縄の佐敷小学校の学童疎開が行われました。

日之影小学校に引率者も含めて89名という人数。

かなり古い歴史です。

6年生の社会科は、いよいよまとめに入り、この学童疎開に触れながら平和について考える学習を行っていました。

平成9年に作られた疎開記念碑「友情の絆」

昭和19年から昭和21年までこの日之影小学校で過ごされたそうです。

その歴史の重みはもちろんですが、教科書を学ぶのではなく、教科書で学ぶことの大切さ。

子どもたちの学びと、子どもたちの生きる地域社会を繋ぎながら学習を進める先生の教材研究の奥深さに感動しました。

子どもたちは、なぜ日之影小にこの記念碑があるのか、という疑問から平和についてしっかり考えることができました。