給食日誌
7月8日(木)
麦ごはん
地頭鶏親子丼
もずくスープ
牛乳
今日は、宮崎県から食材提供していただいた「みやざき地頭鶏」を使った親子丼でした。宮崎県産ブランドとして生産されるみやざき地頭鶏は、宮崎県内の指定認定農場で育てられるされる特別な品種です。飼育の特徴として、4~5ヶ月と飼育期間が長く、広々とした環境で放し飼いにしていることがあげられます。広い鶏舎を駆け回り、のびのびと育てられることで、やわらかくて歯ごたえのある、うま味たっぷりの肉質となります。よくかんで味わいながら食べてもらいました。
7月7日(水)
コーンごはん
七夕汁
日向鶏コロッケ
ゴーヤのおかかマヨ和え
七夕デザート(ソーダまたはぶどうゼリーをセレクト)
牛乳
今日は七夕です。七夕は、中国から伝わった行事の一つです。「7月7日の夜に天の川にかかる橋を渡って、織姫と彦星が1年に1度だけ会うことができる」という伝説にもとづいたお祭りです。七夕の行事食には「そうめん」があります。これにはいろいろな説がありますが、機織りの上手な織姫のつむぐ“糸”や“天の川”に見立てて食べられているようです。給食では、七夕汁の中にそうめんを入れて星型のオクラ、人参、かまぼこを入れています。コーンごはんもきらきら輝く星が夜空にたくさん浮かんでいる様子にも見えませんか?
7月6日(火)
クッパ
かんぱちのネギソース和え
牛乳
クッパは、韓国料理で、お肉や、野菜、などを煮込んだスープを、ご飯にかけて食べます。「クッ」は「汁もの」を意味し、「パ」は「ご飯」の意味です。栄養たっぷりのスープをご飯にかけて食べて下さい。
今日は、宮崎県から食材提供していただいた養殖かんぱちを使ってねぎソース和えを作りました。「かんぱち」という名前は、顔を正面から見ると眉間に漢数字の「八」のような模様があることから、この模様にちなんで名づけられたといわれています。宮崎県の延岡市や串間市では、かんぱちの養殖が盛んです。沖合のいけすの中で厳選したエサを与えて育てられたかんぱちは、程よい脂がのり、刺身としてそのまま食べる以外に、煮物、焼き物、揚げ物にしてもおいしく食べられます。
7月5日(月)
麦ごはん
肉みそうどん
たたききゅうり
牛乳
今日はきゅうりのお話です。きゅうりが「きゅうり」と呼ばれるようになるまでの話にはいろいろな説がありますが、そのうちのひとつを紹介します。きゅうりが日本で本格的に作られ始めたのは江戸時代です。当時は青いうちに収穫せず、黄色く熟してからとっていたので、「黄色いウリ」が「黄ウリ」になり、それが「きゅうり」と呼ばれるようになったそうです。きゅうりはまさに夏野菜の代表で、今の季節にぴったりの旬の野菜です。ご家庭でも色々な料理で味わってみましょう。
7月2日(金)
麦ごはん
千切り大根の卵とじ
かぼちゃのみそ汁
牛乳
食事の時のあいさつ「いただきます」や「ごちそうさまでした」は、命ある食べ物をいただくことや、収穫や調理をしてくれた人に感謝の気持ちを込めて言う言葉です。私たちは、動物や植物の命を食べることで生きています。また、農家の人が農作物を育てて収穫したり、魚を捕ったり、食品を加工してくれたり、運んでくれたり・・・など、私たちのもとに食べ物が届くまでには多くの人たちが関わっています。学校や家庭で食事を作ってくれている方々にも感謝の気持ちを忘れずに、心を込めて食事のあいさつができるといいですね。
7月1日(木)
麦ごはん
マーボーなす
サンラータン
牛乳
今日は、夏から秋にかけて旬となる「なす」を使ったマーボーなすでした。苦手な野菜を聞くと、必ずといっていいほど登場する「なす」ですが、油でよくいためると甘くなります。肉や野菜のうまみもすって、おいしくなります。苦手な人はお肉や他のおかずと一緒に食べると食べやすいですよ。
6月30日(水)
米粉パン
大豆のチリコンカン
ツナサラダ
牛乳
チリコンカンは、メキシコに近いアメリカ西部テキサス州生まれのメキシコ風の煮込み料理です。一般的には、牛ひき肉とたまねぎを炒め、トマトなどの野菜と豆の水煮にチリパウダーなどを加えて煮込みます。今日の給食では、牛肉のかわりに豚肉、豆は大豆を使っています。いろいろな種類の豆を加え、野菜をたっぷり入れてもおいしく仕上がります。ご家庭でも作ってみてください。
6月29日(火)
麦ごはん
タイピーエン
夏野菜のみそ炒め
牛乳
今日はこれから旬となる夏野菜を使って、みそ炒めを作りました。ナス、ゴーヤ、ピーマンなど、子どもたちの苦手な野菜が多く入っていたので、食べ終わらず苦戦している子どもが数名いました。旬の夏野菜は、夏の暑さから私たちの体を守り、健康を保つ栄養が豊富に含まれています。苦手な野菜にも少しずつ挑戦して欲しいと思います。
6月28日(月)
ツナカレーピラフ
トマトと卵のスープ
フルーツポンチ
牛乳
今日はトマトのお話です。トマトの赤い成分はリコピンといいます。このリコピンは抗酸化作用といって、さまざまな生活習慣病のもととなる成分を消してくれる働きがあります。また、赤くなったトマトにはリコピンの他にも食物繊維やビタミン類がたくさん含まれています。今日は生のトマトをたっぷり使ってスープにしました。トマトを食べて今週も元気に過ごしてほしいと思います。
6月25日(金)
減量枝豆ごはん
五目スープ
高菜ビーフン
牛乳
毎日食べているお米がごはん以外の食べ物になっていることを知っていますか?給食に出てくるものでは、米粉パンやビーフンがそうです。ビーフンは、粘りの少ない米を粉にしたものをこね、熱いお湯の中に麺状に押し出したもので、中国や台湾でよく食べられています。今日は、熊本阿蘇でも有名な「高菜」を一緒に炒めて、高菜ビーフンにしました。
6月23日(木)
麦ごはん
大和煮
ちりめんの酢の物
牛乳
今日は大和煮に入っている大豆のお話です。大豆は豆腐や納豆、油あげや、厚あげ、豆乳やみそなどいろいろな食べ物に変身します。大豆にはトリプトファンという体に大切なアミノ酸が含まれていて、これは太陽の光を浴びることで、セロトニンというホルモンに変身します。このセロトニンは幸せホルモンとも言われ、心のバランスを保ってくれています。そして、さらにこのセロトニンは夜になるとメラトニンというホルモンになり、ぐっすり眠ることができるようにしてくれます。なので、朝にトリプトファンの多く含んだ大豆製品を食べると1日元気に活動できて、しっかりと眠ることができます。早寝・早起きに加えて、朝大豆!!ぜひ朝ごはんに大豆製品を食べてみてください。
6月22日(火)
千切り茶めし
かんぱちのエスカベッシュ
なすのみそ汁
牛乳
地産地消とは地域の食材を地域で食べることです。今日は宮崎県の特産物である千切大根と、三ヶ所小学校の茶園でとれた釜炒り茶を使った「千切り茶めし」でした。普通ごはんは水で炊きますが、今日はお茶で炊いたので、お茶の良い香りがするご飯に仕上がりました。エスカベッシュには、宮崎県産の養殖かんぱちを使用し、きゅうりやピーマンも宮崎県産の物を使用しました。地産地消の食材は新鮮で美味しく、地域を元気にしてくれます。
6月21日(月)
麦ごはん
厚揚げの中華煮
ナムル
牛乳
健康のために野菜を1日に350gはとりましょうと言われています。これは15歳以上の量なので小中学生では1日に300g程度の野菜をとってほしいものです。1回の食事では100gくらいが理想ですが、今日の給食では3・4年生の量で一人当たり約130gの野菜が使われていました。野菜100gとはミニトマトなら5~6個、キャベツやレタスなどを生で食べる場合は両手に一杯、ゆでたりいためたりしたら片手に山盛りです。宮崎県では「健康長寿日本一」をめざして「野菜たっぷり生活」、「ベジ活」を勧めています。健康な毎日のために、ご家庭でも野菜を沢山食べましょう!
6月18日(金)
麦ごはん
牛肉の生姜炒め
鶏肉とえびのフォー
牛乳
フォーとは東南アジアのベトナムを代表する国民的料理です。日本で言ううどんのような存在で「ベトナムうどん」とも呼ばれます。フォーの材料は米粉と水です。見た目はうどんより少し細くて、平べったい形をしています。ベトナムでは屋台やレストラン、ホテルなどどこでも食されていて、1日3食ともフォーを食べる、という人がいるほど愛されている麺料理です。
6月17日(木)
麦ごはん
手作りふりかけ
かぼちゃのそぼろ煮
千切大根のみそ汁
牛乳
今日の給食には、調理の先生が手作りしてくださった、ふりかけが登場しました。ちりめん、ひじき、ごま、かつお節、アーモンドなどが入り、歯や骨を強く丈夫にするカルシウムがたっぷり!味も風味も良く、子どもたちはごはんが進んでいたようです。
6月16日(水)
もちもちお茶めパン
チーズ
きのこスパゲティ
海藻サラダ
牛乳
今日のパンは、「もちもちお茶めパン」でした。5月26日に学校で収穫した茶葉が釜いり茶になって戻ってきましたので、このお茶を粉末にしてパンに練り込んでいただきました。お茶のさわやかな香りのするおいしいパンでしたよ。
海藻にもたくさんの種類がありますが、今日の「海藻サラダ」には4種類の海藻が入っていました。4種類の海藻とは、わかめ・茎わかめ・赤かえでのり・寒天です。海藻は海のミネラルを含み、食物繊維がたっぷりで、おなかの調子を整えてくれます。毎日の食事の中で、いろいろな海藻を楽しみながら食べてほしいと思います。
6月15日(火)
麦ごはん
豚肉きのこ丼
きゅうりとわかめの酢の物
ももゼリー
牛乳
食事は、悪い姿勢で食べていると、健康にも影響がでます。背中を丸めたり、ひじをついて食べていると、胃が圧迫されて食べ物を小さくしたり、体に取り込む働きが悪くなります。よい姿勢で食べるためには、食器を持って食べると自然と姿勢は良くなってきます。上手な持ち方は、親指を食器のふちにかけ、残りの四本の指をそろえて食器のそこを持ちます。上からわしづかみにしたり、食器のそこだけを包み込むように持つと食べにくく落としやすくなります。注意したいですね。
6月14日(月)
麦ごはん
魚の竜田揚げ
即席漬け
月菜汁
牛乳
竜田揚げとは醤油などで下味をつけた肉や魚に片栗粉をまぶして油で揚げた料理です。この名前の由来は奈良県にある「竜田川」からきています。竜田川は古くから紅葉の名所で有名です。揚げた後の赤茶色と所々に片栗粉の白い部分があることから、もみじの流れる竜田川にたとえられたといわれています。サクサクの竜田揚げを美味しそうに食べていました。
6月11日(金)
麦ごはん
豚汁
いわしかぼすレモン煮
小松菜のお浸し
牛乳
今日の給食は、ご飯、煮物、和え物、汁物という「和食」です。平成25年に、「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録され、和食は世界中から注目されています。日本では、季節や地域ごとに、新鮮な食材を生かした料理が昔から作られてきたことが魅力の一つです。それぞれの季節にとれる旬の食材を使い、昆布や煮干しからだしをとり、だしのうま味で汁物や煮物を作ります。この「うま味」というものも他の国にはない食文化です。自然を大切にしてきた人たちの食文化を私たちも受け継いでいきたいですね。
6月9日(水)
麦ごはん
地頭鶏カレー
かみかみごぼうサラダ
牛乳
今日の給食は、県から提供していただいた、宮崎の地鶏ブランドである「みやざき地頭鶏」を使ったカレーでした。普通の地鶏が80日間ほど飼育されるのに対して、「みやざき地頭鶏」は120~150日間という長い期間、ストレスのない環境での中で手間と愛情を注いで育てられているそうです。広々とした地面を自由に走り回れるので身が引き締まって、脂肪が少なく、歯ごたえがあって、うまみたっぷりのジューシーな肉汁が出るのが特徴です。よく噛んで味わっていただきました。