給食日誌
9月10日(金)
麦ごはん
チキントマトカレー
海藻サラダ
牛乳
今日は「チキントマトカレー」に入っている「トマト」のお話です。「トマトが赤くなると医者が青くなる」と西洋のことわざで知られているほどトマトは健康に役立つ野菜です。生で食べると脂肪の消化を助けてくれます。また、トマトの赤い色素は老化予防の効果もあります。トマトのビタミンCは熱に強いので、火をとおして料理にしたものや缶詰になっているものでも、しっかりと本来の栄養素をとることができます。トマトは加熱することでうま味成分が増えるので、今日の様な煮込み料理にすると、さらにおいしくいただけます。
9月9日(木)
麦ごはん
鶏ごぼう汁
ひじきの五目煮
牛乳
ごはんを食べる時に『いただきます』と言い、食べ終えた時に『ごちそうさま』とあいさつしますが、このあいさつにはどんな意味があるでしょうか?答えは感謝の気持ちを表すためですね。私たちは、動物や植物の命を頂くことによって生きることができます。『いただきます』は命を頂いた動物や植物への感謝を表します。『ごちそうさま』は漢字で書くと走るという字が使われます。走り回って食べ物を用意してくれた人への感謝の気持ちを表しています。どんな場面でも、感謝の気持ちを忘れずにあいさつができるといいですね。
9月7日(火)
麦ごはん
高野豆腐の卵とじ
甘酢和え
牛乳
今日は、「高野豆腐」のお話です。高野豆腐は、豆腐を凍らせた後に乾燥させて作ります。日本に昔から伝わる保存食の1つで、今から約800年前に考えられたといわれています。大豆からできているので、たんぱく質やカルシウムが豊富で、骨や歯を丈夫にし、筋肉をつくるもとになる食べ物です。今日は野菜などと一緒に煮込み、卵でとじました。子どもたちにも好評だったようで、残食はありませんでした。
9月6日(月)
麦ごはん
ワンタンスープ
豚キムチ
牛乳
今日は豚キムチの登場でした。キムチは韓国人にとって欠かせない存在です。韓国では年に1度、11月終わりから12月の初めにかけて、家族、親族が集まって1年分のキムチ作りをする「キムジャン」が行われます。各家庭にキムチ専用冷蔵庫があり、そこで1年分のキムチを保管します。しかし、最近の韓国では、自家製キムチも減ってきていて、お店で買って食べることも多くなってきているそうです。さらに、韓国内でのキムチの消費量は年々、減少しています。これは日本と同じで、食生活の欧米化が進み若い人たちがキムチを食べなくなってきているからです。自分たちの国や地域で代々続く食文化を大切にしていきたいですね。
9月3日(金)
麦ごはん
まずくスープ
手作りチキンカツ・ソース
ゆで野菜
かき氷(ソーダ味)
牛乳
今日はもずくのお話です。もずくはわかめや昆布と同じ海藻の仲間です。わかめや昆布は岩について大きくなりますが、もずくは他の海藻にくっついて大きくなります。「藻につく」ことから「もずく」と呼ばれるようになったそうです。日本で一番たくさんもずくがとれるのは沖縄県です。沖縄県では炒め物や揚げ物など、いろいろな調理方法でもずくを食べるそうですよ。
さて、今日の午前中は運動会の予行練習が行われました。開閉会式、競技の入退場、役員の仕事の確認・・・・などなど、本番に向けて一生懸命練習しました。体を動かしてお腹が空いたのか、今日の給食は食べ終わるのが早かったです。特に手作りチキンカツが人気でした。
9月2日(木)
麦ごはん
鯛茶漬けの具
茶漬けの吸い物
千切り大根の炒め煮
牛乳
今日は、宮崎県産の真鯛を使った「鯛茶漬け」です。鯛のほぐし身の入った具をごはんにのせて、上からスープをかけて食べてもらいました。宮崎県の真鯛の水揚げ量は全国7位です。特に延岡市の北浦町や島浦町の養殖が盛んで、海の上に浮かぶいけすで育てています。10センチくらいの鯛の赤ちゃんを2年間かけて40センチほどの大きさに成長するまで育てます。お祝いにも欠かせない魚で見た目も美しくなるようにえさや日焼けなどにも気を遣って育てているそうです。今日はこのように手をかけて育てた真鯛を給食に提供していただきました。
9月1日(水)
麦ごはん
かぼちゃのそぼろ煮
ほうれん草のおかか和え
牛乳
かぼちゃは昔「カンボジア」という国から日本に伝わってきました。最初の頃はカンボジアとよんでいたのですが、いつの頃からか「かぼちゃ」と呼ぶようになったそうです。かぼちゃにはカロテンというビタミンが豊富で、細菌やウイルスから体を守り免疫力を上げてくれます。しっかり食べて病気にかかりにくい体をつくりたいですね。今日のかぼちゃは、ホクホク甘くて、子どもたちもおいしそうに食べていました。
8月31日(火)
麦ごはん
夏野菜のみそ汁
高千穂牛焼き肉丼
ゆで野菜
牛乳
今日は宮崎県特産の宮崎牛、その中でも西臼杵地区で生産された「高千穂牛」が登場です。宮崎県は、肉用牛の飼育頭数が北海道、鹿児島県に次いで全国3位です。また、肉質もよく、和牛のオリンピックと言われる大会で日本一をとった実績もあり、宮崎県が誇れる特産品の一つです。今日は、五ヶ瀬町から無償で提供していただきました。なかなか給食では出せない食材ですので、感謝しながらいただきました。
今日は8月バースデー給食を行いました。8月に誕生日を迎えられたみなさん、お誕生日おめでとうございます!
8月30日(月)
麦ごはん
マーボー春雨
バンバンジーサラダ
牛乳
今日はバンバンジーについてのお話しです。バンバンジーは鶏肉を使った中国料理の和え物です。棒という漢字二つに鶏と書いてバンバンジーと呼びます。鶏肉を棒でたたいてやわらかくすることからこのようにつけられました。肉を棒や包丁の背で叩いて柔らかくする方法は、トンカツやステーキなど様々な料理に使われます。ちょっとした手間で料理がおいしくなりますよ。今日のサラダは野菜もたっぷりでした。
8月27日(金)
麦ごはん
タイピーエン
油淋鶏
きゅうりの塩もみ
牛乳
油淋鶏とは鶏のから揚げに甘酢ソースをかけた中華料理です。この名前の「油淋」とは本来、中華料理の調理技法のひとつで大きなものに少ない油を回しかけながら揚げる調理法です。そして「鶏」とは鶏のことです。もともとは切った鶏肉ではなく鶏を一羽丸ごと油で揚げる料理です。その時大きな鶏は体の一部が油からはみ出てしまうので、肉に油をかけながら揚げます。今日は切った鶏肉を使っていますが、肉に下味をつけ、粉をつけてひとつずつ揚げて、ねぎやしょうがの入った甘酢ソースをからめて作りました。酢と薬味の効果でご飯がすすむ味付けでした。