今日の給食

今日の給食

1月30日 火曜日

今日は冬野菜のひとつであるれんこんのお話です。れんこんにあいている穴は、なんのためにあると思いますか?
 ①水が通る穴 ②空気が通る穴 ③虫たちが通る穴 
答えは ②番です。れんこんは、深い泥の中で育つので、空気を取り込むため、地上のくきや葉からとりこんだ空気を、穴を通って地下のくきや根に運んでいます。穴があいていることから、れんこんは「先を見通す」ことができる縁起が良い食べ物として、お祝いやお正月の料理にも使われます。れんこんには免疫力を高めて風邪などを予防する働きがあります。たくさん食べて寒い冬を元気に乗り切りましょう。
・フィッシュバーガー
・冬野菜のポトフ
・牛乳

1月25日 木曜日

私たちの食べている学校給食には、波瀾万丈な歴史があります。今から129年前(明治22年)、山形県でお弁当を持って来られない児童のために学校給食は始まりました。しかし、戦争が始まり激しくなると給食は続けられなくなります。戦争が終わると、子ども達は、食べるものが手に入らず、お腹を空かせ病気で苦しんでいました。子ども達をなんとか救おうと、たくさんの人の応援と他の国の援助で、再び給食を始めることができました。待ちに待った給食用の食べ物の贈呈式が、昭和21年12月24日に行われました。しかし、12月24日は、学校が冬休みに入ってしまうため、1ヶ月後の1月24日から30日までの一週間を「全国学校給食週間」としました。たくさんの人の熱い思いで再開した給食ですが、今の日本は大変豊かな国になり、お金さえ出せば何でも手に入るようになりました。そのため栄養のバランスに気をつけ、好き嫌いなどを減らし、健康な体になろうとする人がいる一方で、簡単で手軽に食べられるものや好きなものだけ食べるという人も増えているようです。みなさんは、どうですか?食べることは、私たちの心とからだに力を与えてくれます。給食がたくさんの人に守られて続いてきたことや、食べ物の命をいただいて私たちの体が作られていることに感謝し、あらためて食べることの大切さを考えてみましょう。
・麦ご飯
・生姜焼き
・白菜の味噌汁
・牛乳

1月24日 水曜日

すいとんは、小麦粉の生地を手で千切る、丸める、スプーンですくう、などの方法で小さいかたまりにして、汁で煮た料理の事をいいます。すいとんの歴史は古く、室町時代の書物には、「水」と団子の「団」の二文字ですいとんと書かれているそうです。また、すいとんの呼び方は、各地方で違うそうで、「ひっつみ」「はっと」「つめり」「とってなげ」「おだんす」のようにさまざまあるそうです。面白いですね。このように、自分の周りと、別の場所での呼び方が違う料理を見つけるのも楽しいかもしれませんね。
・麦ご飯
・鮭塩焼き
・即席漬け
・すいとん
・牛乳

1月23日 火曜日

中華料理の名前は漢字4文字で表されるものが多くあります。4文字の中に調理方法・材料・切り方・調味料などが組み込まれています。チンジャオロースーも漢字4文字で書かれますが、「チンジャオ」とはピーマンの意味、「ロー」は漢字で肉と書き、お肉の意味、「スー」は漢字では糸という字を二つ書き、糸のように切る、つまり細く切るという意味です。日本語に訳すと『ピーマンと牛肉の細切り炒め』といったところでしょう。今日はお肉と一緒に炒め、しっかり味がついているのでピーマンが苦手な人もきっとおいしく食べられるはずです。チャレンジしてみましょう。
・麦ご飯
・青椒肉絲
・ワンタンスープ
・牛乳

1月22日 月曜日

給食では、ごはんに麦をまぜた「麦ごはん」をいつも出しています。大麦は優れた栄養価を持つ食品で、特に食物繊維を多く含んでいます。これは、白ごはんだけの時と比べて17倍以上、繊維の宝庫と言われているサツマイモと比較しても4倍も多い量となります。食物繊維は、腸の環境を整える働きをしてくれるので毎日のみなさんの体にとても良いということです。好き嫌いなく、いろんな食べ物をバランス良く食べていきましょう。
・麦ご飯
・味噌おでん
・ごま和え
・牛乳