坂本日記

坂本地区の未来を考える会

 夕べ、19:00から荒踊りの館にて、坂本地区の未来を考える会が開催されました。
前日には、40歳以下の人たちを対象にした同会が行われ、夕べは、対象者が50歳以上ということでした。ちなみに、本日は、女性だけを対象にした同会が行
われる予定になっています。
 坂本地区の現状や課題から対策を考え、話し合うというものでした。様々なデータが紹介され、それを参考にしながら、みんなで討論しました。
 できるできないを考えず、とにかく、様々なアイデアを出し合いました。自分たちでできること、行政が関わらないと難しいこと、すぐにできること、時間が
かかることなどのカテゴリーによって出された考えを分類しました。

 皆さん!坂本1区の未来を真剣に考えられていました。非常に有意義な、意味のある会だと思いました。
 私は、4月に赴任した時に行われた、坂本城址春祭りの時から区民の坂本に対する熱い思いを感じていました。そして、9月に行われた敬老会に出席したとき
に100名を越える敬老会出席者の方々との交流。しかしながら、ほぼ同数の欠席者の皆様がいる事実。つまり、200名ほどの敬老を迎える皆様がいるという
こと。この事実を考えたときに、学校側として出来ることは何か。みなさんが元気なってもらう対策を進めていきたいと思いました。現在、茶飲み場設置の計画
やわくわくランチ(給食)の実施、じいちゃん、ばあちゃんだけの参観日計画などを少しずつ進めています。おじいちゃん、おばあちゃんの知恵を子どもたちへ
継承し、子どもたちからは元気をもらう。そんなWINWINの関係を作りたいと思います。中矢さん!一緒にがんばりましょう!

 そして、もうひとつ問題は、学校存続です。今後しばらくは、現在とほぼ同程度の人数が維持できそうですが、その先はどうなっていくのか分かりません。学
校の火が消えると地区の元気もなくなります。子どもたちの数を維持していくためには、若者が安心して暮らしていける定住対策をしっかりと作っていかなけれ
ばなりません。坂本の未来は、坂本小と共にあるのかもしれません。今できることをしっかりと進めよう!そう決意させてくれた夜でした。