日誌

子どもを犯罪から守る

 「社会を明るくする運動」作文コンテストの募集案内を保護司で本学園の学校評議員でもある井本義春さんが持って来られました。犯罪・非行のない地域社会づくりを目指す全国的な取り組みの一つです。写真の団扇は、その案内と一緒に持って来られたものです。

 あと1月程で夏休みとなります。学校以外での様々な体験ができるよい機会ですが、一方で、学校や勉強から解放されて、子どもたちの気もゆるみがちになってしまう傾向も見られます。
 特に、近年はスマートフォンやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)をはじめとする新たな機器やサービスが急速に浸透し、子どもを取り巻くインターネット環境が大きく変化しています。そうした中で、近年SNSの利用をきっかけに、様々な犯罪に巻き込まれる被害児童数が増加傾向となっています。
 Society5.0時代を生きる子どもたちにとってインターネットやSNSに全く触れない生活をさせることは現実的ではありません。しかし、子どもたちを非行や犯罪被害から守るためには、フィルタリングを上手に活用したり、親子で家庭のルールを作ったりすることは必要でしょう。夏休み前にぜひ親子で確認してもらいたいものです。