たくさんの保護者の方々、地域の皆さんに見守られ、島野浦学園第2回学習発表会が盛大に開催されました。
開会式の後、学年ごとの発表です。まずは7年生。島浦学で島の環境について学んだことを、写真や動画を使って発表しました。特に、実際にゴミ拾いをしたことで、改めて、環境を守っていくことの大切さを感じたようでした。
次は前期課程11人の劇「しまりんとしまのたから」です。妖精「しまりん」のピンチを救うべく、11人が島の魅力を探し出し、写真に収めていく、というストーリーです。途中、2年生が発明したアイテムが登場したり、3・4年生がプログラミングしたペッパー君が代わりに発表したり、5年生が調べた観音様についてのクイズを出題したり、見所満載の内容でした。最後は、一番の島の魅力は自分たち、ということに気づき、無事にピンチを脱出することができました。
次は、8年生、個人、9年生の発表です。8年生は、島浦学で学んだ「島で活躍する人々」の紹介。島の暮らしに欠かすことのできないフェリーについて、クイズを交えて紹介しました。個人発表は、5年生がいわき市との交流活動の報告をしてくれました。9年生は、島浦学で島の活性化について調べ、島のよさを表現する自作のポスターを発表しました。また、後期課程はそれぞれ、7月に実施した職場体験のことについても写真や動画、クイズを交えて分かりやすく伝えていました。
最後は、音楽発表「響奏(きょうそう)」です。前期の子ども達は、音楽に合わせて手拍子をしたり体のいろんな部分をたたいたりして音を出す「ボディパーカッション」。堂々と大きな動きで表現していました(写真は、最後の決めのポーズです)。後期課程はアルトリコーダーでの合奏。さすが、といった美しい音色を響かせていました。最後に、全校児童生徒19人による合唱です。2年生から9年生まで、年齢の幅はありますが、だからこそ生み出される素敵なハーモニーに、会場からは割れんばかりの拍手が鳴り響き、学習発表会は幕を閉じました。
また、今回も児童生徒のほか、たくさんの地域の方の作品を展示させていただきました。50名を越える方々にご参加いただき、盛大に開催できましたことに、心から感謝いたします。