キラキラ 第1学年2組 道徳科研究授業

 7月8日(火)の1校時に、新採の髙岡教諭の道徳の研究授業が1年2組で実施されました。主題名は「 生命の尊さ」で、 身近な生き物の命について考えさせ、かけがえのない命を大切にしていこうとする実践意欲と態度を育てることをねらいとしました。授業では、犬や猫の殺処分に関する3つの資料を用いて、動物の命と向き合うことを通して、命の尊さについて考えさせました。授業の展開は以下のようでした。

・ペットの写真と野良犬の写真を見せ、その違いを考えます。

・教科書資料1、2を読み、感じたことを記述します。 これらの資料では、人が犬や猫を手放す具体的な理由や、全国の保健所などでの引き取り数・殺処分数といった事実が取り上げられており、命に対する安易な考え方や責任の欠如について考えました。

・資料3(信沢さん)を読み、動画(岩崎さん)を視聴し、保護活動をしている信沢さんと保健所で働く岩崎さんの気持ちを考えました。 資料3では、命を守ろうと尽力している人々の姿や想いが紹介され、命を大切にしようとする行動には深い想いや信念があること、そして責任ある行動をとろうとする生き方について考えさせました

・個人で考えた後、グループで検討し、発表を行いました。

 殺処分という現実に向き合い、命の重さやかけがえのなさを実感することで、身近な命の尊さについて深く考え、日々の暮らしの中で関わる命に対し、思いやりや責任をもって接しようとする心を育むことにつながればよいと思います。