学校の様子

学校の様子

3年生 県立高校一般入試に向けての面接練習風景

 2月17日(金)、5・6校時の総合的な学習の時間に、3年生の県立高校一般入試を受検する生徒の面接練習を行いました。

 面接練習では、受検する県立高校の面接形式に合わせて個人面接と集団面接の二通りの形式を練習しました。本番に近い緊張した雰囲気で行っており、入試への真剣さがひしひしと伝わってきました。

  今までの勉強・面接練習の成果を出し切って、合格を掴みとって欲しいですね。

 頑張れ。五十市中3年生。

        

五十市地区体育館耐震補強・大規模改修工事

 五十市地区体育館の工事の様子です。

 体育館工事の期間は、令和4年11月1日から令和5年6月30日の予定となっております。

 五十市地区体育館は、男女バレーボール部の部活動や学年集会等で使用する機会があります。11月からの男女バレーボール部の部活動は、他の室内競技の部とローテーションをしながら、五十市中体育館で練習を行っています。以前まで出来ていたコート一面を利用しての練習がコート半面のみでの練習となったりと不便に感じることがあるなか、練習方法を工夫したりしながら部活動に励んでいるようです。

  今まで、当たり前に利用できていたものができなくなり、体育館を毎日利用できていたことのありがたさを感じる良い機会になりました。

 改修工事後の新しくなった体育館で練習をするのが待ち遠しいですね。

 

   

NEW いそいちStudy Room 土曜の朝

 「いそいちStudy Room」が閉級式が行われました。これは五十市地区社会福祉協議会が主催する五十市地区学習支援事業で、生徒の学びの場や生徒を支える支援体制を構築することで、学ぶことの楽しさや将来に向け選択の幅を広げる機会となり、少子高齢化社会における地域社会の担い手育成につなげることを大きな目的としています。毎年実施されている行事ですが、ここ数年はコロナ禍により、実施日が制限されたりしていました。そして、今年度は予定の合計9回すべて実施することができました。本校では、3年生を対象としていますが、当初12名だった希望者も回を重ねるうちに希望者が増え、最終的には25名の出席となりました。実際に指導をしてくださった講師の先生方は、地域在住の方々をはじめ、元学校の先生、本校卒業の都城高専生、都城西高生等、多くの方々から支えられています。この事業の担当者で本校の学校運営協議会委員でもある内村氏は卓球を非常に得意とされており、全国上位にランクされたこともあるプレイヤーです。この日の閉級式前に行われたパフォーマンスに参加者も感激し、あらためて受験に対する決意を再確認していました。みなさんありがとうございました。

 

全九州卓球選手権大会 女子卓球部お見送り

 2月17日(金)の朝に、全九州卓球選手権大会で大分県へ向かう女子卓球部のお見送りをしました。

 お見送りは、職員と男子ソフトテニス部・女子バレーボール部の生徒で行いました。バスに乗る前に、生徒が「九州大会がんばれ」とメッセージが書いてある紙を持ちながら、大きな声でエールを送っていました。その後の卓球部のエールのお礼と決意表明がとても元気が良く、見送る側が力をもらえる程の元気良さでした。

 全九州卓球選手権大会は、2月19日(土)に、大分県のべっぷアリーナで行われます。

 宮崎県の代表として、今までの練習成果を十二分に発揮して頑張って欲しいですね。

     

NEW 仲間との絆

 部活動を通して得られた仲間との深い絆について、本校生徒の作文が掲載されました。

仲間との絆.pdf

文面は以下の通りです。

 仲間との絆

「この仲間と勝ちたい」

この気持ちをもって部活を続けた三年間は本当に幸せな毎日だった。中学校に入学して部活動を決めるとき、体の小さい私は体格で有利不利がほとんどない卓球という競技に惹かれ、経験はなかったものの卓球部に入部した。一年生の時はハードな筋トレばかりで大変だった。二年生の時には卓球の腕も上達し、いつしか卓球がますます好きになっていった。できる技もどんどん増え、練習も夢中になって取り組んだ。その頃には同級生達との仲も深まり、切磋琢磨し合える関係になっていた。二年生ながら先輩方にとって最後の中体連に私は団体メンバーとして出場した。目の前で繰り広げられたドラマのような逆転劇で先輩方は見事に地区大会優勝を勝ち取ったのだ。最高の笑顔で喜んでいる先輩方を見て、「私たちも地区大会で優勝したい」と思うようになった。

 三年生が引退し、新体制になって初めてのミーティングの日、私はキャプテンに立候補した。すごく勇気のいる決断だったが、地区大会で優勝するという目標を私がキャプテンになって達成したいという気持ちがあった。私はこの日の日記に「これからどんな部活動人生、キャプテン人生が待っているのだろう。きっと私のことだから全部うまくいくことはないだろうな…でもどんな壁に当たったとしても、挑戦し続ける。」と綴っている。

 秋の地区大会では優勝を目標にしながらも、団体戦三位に終わった。さらに九州大会の予選では今まで負けたことのない相手にも負け、本当に悔しい思いをした。キャプテンとしての反省点ももちろんあったが、下を向いている暇もなくミーティングで、「悔しいままで終わったら、最後の夏の大会で絶対に勝てないよ。本気でしないと今のままじゃ勝てない」と言ったことを覚えている。

 その日から毎日ホワイトボードにその日の目標を書いたり、日めくりカレンダーを作ったりした。その甲斐もあり、徐々にチームとしての意識が高まっていった。お互いの弱点を見つけ合い、地区大会優勝へ向けて、ただただがむしゃらに練習に打ち込んだ。

 いよいよ最後の地区大会。団体戦は総当たりのリーグ戦で行われた。いきなり初戦の相手に負けてしまい、心が折れそうになった。しかしみんなで声を掛け合いながら気持ちを切り替えた。応援してくれている仲間の存在が心強く感じ、私も無我夢中に戦った。これが今まで作ってきた仲間との強い絆だと私は確信した。今なら自信をもって言える。私たちは個人の力では敵わない相手であっても、仲間と作り上げてきたチームワークがあれば必ず勝てると。私たちは、見事に地区大会を優勝することができた。あの日の喜びは夢のようで最高に嬉しかった。

 県大会、九州大会を目指していた最中、私はコロナウイルスに感染し、県大会出場が叶わなくなった。一日でも長くこの仲間と一緒に卓球がしたいという気持ちでいっぱいだった。しかし今私が落ち込んでもしょうがないと気持ちを切り替え、応援メッセージ送ったり、アドバイスをしたり、キャプテンとして今の自分にできることを精一杯行った。私のチームは見事に県大会で三位になり、仲間の一生懸命な姿にたくさん感動させてもらった。

 私は部活動を通して多くのことを学んだ。卓球をしたくてもできない時期には、今までのあたりまえがどれだけ幸せなことだったのかを改めて気づかされた。そして夢に向かって努力することの大切さを教えてくれて、苦しい時だって仲間がいたから頑張ることができた。私はこのチームのキャプテンで本当に良かったと心から思える。卓球部で過ごした三年間は私にとって最高の宝物だ。最後に仲間へ、本当にありがとう。