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生徒会からのお知らせ

体育大会実行委員長のことば 体育大会を終えて

先日開催された、第75回祝吉中学校体育大会。その中心となって活躍してくれた体育大会実行委員長。体育大会を終えての感想を紹介します。

 714日「結団式」ここから体育大会に向けての本格的な準備が始まりました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、昨年度と同様に規模縮小での開催であることを聞き、残念な気持ちもありましたが、そのような状況でも皆の思い出に残る体育大会を作り上げようという気持ちにもなりました。

 夏休みに入り、演舞や応援の練習が始まりました。前半は順調に練習をすることができたけれど、後半はコロナウイルスの影響で思ったように練習ができませんでした。そのため本番までに完成させることができるか不安になりました。しかし、放課後や昼休みを使って、たくさん練習した結果、しっかりと完成させることができました。

 そして92日から「全体練習」が始まりました。実行委員、団長、副団長、リーダー、役員が自分の役割を理解し、行動することができていました。私は「体育大会の実行委員長は、体育大会に関わることを全て知っておかなければならない」と思っていたけれど、役員がとても積極的に動いている姿を見て、1人で全て行うのではなくて、協力することで、より良い体育大会が作れるのだということを知ることができました。4回の全体練習で毎回3年生を中心に意識・行動が変化していたのが実行委員長として、とても嬉しかったです。私自身にも変化がありました。第1回目の全体練習では頭の中で考えることが多く、指示が曖昧になっていたけれど、第2,3,4回と回数を重ねる度に、どのような指示だと分かりやすいかを考えて指示を出せるようになったことです。

 9月7日には「予行練習」がありました。本番と同じ動きをして、戸惑う場面が多くありました。反省会で課題を全て挙げ、改善策を考えました。本番までの数少ない練習の中で、課題を1つ1つ解決していき、いよいよ本番を迎えました。

9月11日「体育大会本番」天候が心配でしたが、晴れて無事に体育大会を開催することができました。競技の選手は自分の力を十分に発揮し、役員は練習してきた成果を出し切ることができていたと思います。1つ1つに練習してきたことを出し切ることができ、自分の自信につながりました。9月11日の体育大会は成功に終わらせることができ、皆の思い出に残る体育大会になったと思います。

私は体育大会という大きな行事を通して、何かを成すには1人では難しく、色々な人の支えをもらわなければいけないということを学びました。どのように練習を進めれば良いか教えてくださり、何よりこのような状況でも体育大会を開催させてくださった先生方、曖昧な指示でもしっかりと聴き、団全体を動かしてくれた団長・副団長、それぞれの学年と学級をリードしてくれたリーダー、自分の役目をすべてこなしてくれた役員には本当に感謝しています。日常生活は、このように多くの人々に支えられているということを理解し、これからも感謝の気持ちを持ち生活していきたいと思いました。2021年の体育大会は、いろいろな人の支えに気付け、支えがあるからこそ行事を成功させることができるということに気付けたとても記憶に残る最高の体育大会でした。