令和７年度日誌

　令和７月１９日（土）～７月２１日（月）、宮崎県市民文化ホールにて開催された「第７０回宮崎県吹奏楽コンクール」において、本校吹奏楽部が銀賞を受賞しました。

　当日は多くの学校が参加し、どの団体も高い技術と表現力を披露する中、部員一人ひとりがこれまでの練習の成果を発揮し、心を一つにした演奏を届けることができました。惜しくも、金賞には届きませんでしたが、悔しさをバネに次のコンクールに向けて練習を始めています。

　今後も応援してくださっている皆様に感動を届けられるような演奏を目指して、より一層精進してまいります。引き続き、本校吹奏楽部への応援をよろしくお願いいたします。

1学期が終わりました。

終業式では学年・生徒会代表が今学期の個人や学年を振り返っての反省・今後の目標について、堂々と発表してくれました。

また、各担当の先生から「デジタルデトックス」や「命を守ること」、「水難事故の危険性」、「塩分チャージの利用」など、多岐にわたる夏休みを過ごすうえでの大事な話がありました。部活や塾に習い事、イベントと多くのことがあると思いますが、夏休みにしかできないこともあります。様々なことに意欲的に挑戦する夏にしてほしいと思います。また、今年度は登校日がありません。2学期のスタートがしっかりきられるよう、計画的に課題に取り組みましょう。

8月26日（火）に全員が笑顔で登校してきてくれることを楽しみにしています。

　本校体育館にて、都城市役所障がい福祉課より3名の講師にお越しいただき、SOSの出し方に関する教育を開催しました。

　生徒達が普段感じている漠然とした「もやもや」や悩みについて、身近な例を多くあげながら説明していただきました。また、相談することの大切さや、友人が困っていることに気づいて声をかけることの大切さなども学びました。相談窓口は、様々であることも情報社会を生きる子供たちは非常に心強さを感じたと思います。目に見えない心の状態を実験的に解説してもらい、なるほどそうなんだという気付きにもつながったと思います。

　心は目に見えないため、どんな言葉やきっかけで疲れてしまうのか自分自身もはっきりとわかっていないこともあると思いますが、信頼できる大人に相談したり、自分に合った解消方法を見つける・考えるきっかけとなった大切な教室だったと思います。

　都城地区中学校総合体育大会が、5月29日（木）～6月13日（金）にかけて行われました。　どの部活動も沖水中学校の代表として精一杯プレーしてくれました。仲間と共に県大会出場や自己新記録を目指す姿にとても感動しました。

　見事良い成績を修め、県大会出場が決まった部活動のみなさん、沖水中学校はもちろん、都城地区の代表として、残りの期間の練習に励み、万全の状態で県大会に臨んでほしいと思います。

　惜しくも本大会を最後に部活動を引退する3年生の皆さん、部活動での経験を生かし、今度は自分の進路実現に向けて、勉強等に励んでください。1・2年生は、新チームでの活動がスタートし、次の目標に向かって練習を始めています。

　保護者の皆様や沖水中学校を応援してくださっている皆様、温かい応援やご支援、ご協力ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

【大会結果】（入賞・県大会出場者のみ）

　本校にて、給食センターより栄養教諭の先生に講師としてお越しいただき、熱中症対策のため、各教室でのリモートで食育教室を開催しました。

　生きる上でも重要な食について、宮崎県の実態や成長期の子供たちに必要な知識をわかりやすく、説明を受けました。また、普段、生徒が疑問に思っていることに対してクイズ形式で学べるなど、興味関心を持ちながら受けることができました。

　今の食事が未来の体の基となります。正しい知識を持ち、一生付き合っていく自身の体に必要なことは何か、改めて考えることができた時間になったと思います。

　本校体育館にて、都城警察署より2名講師にお越しいただき、薬物乱用防止教室を開催しました。

　覚せい剤や大麻について説明を聞いた後、映像をみて、説明を受けました。タバコ・アルコールが健康に及ぼす影響など身近なものまでクイズを交えながら、身の回りに存在している危険について具体的に学ぶことができました。

　今回得た正しい知識や危機感を、一生涯の知財にしてほしいと思います。

　「断る勇気・逃げる勇気」がとても大切です。自分を大切に、周りを大切にしましょう。

【生徒たちの感想　抜粋】

・講話を聞いて薬物乱用の怖さを再認識しました。また、市販のものでもルールを破って飲み過ぎると危ないということもわかりました。

・僕たちには無縁だと思っていた薬物がこんなに身近にあると知ったから驚いた。そして、僕がもし、薬物などに誘われたらはっきりと断りたいと思う。

 　体育大会は雨で1日順延となったものの、みんなの心が一つになり大変盛り上がりました。すると、その後の各学年の廊下に心温まる掲示物が登場しました。3年生から1・2年生に、1・2年生から3年生にそれぞれ感謝のメッセージが貼り出されていたのです。

「1年生は初めてなのに一人一人が声を出してくれてうれしかったです。2年生はてきぱき動いて3年生のサポートをしてくれてうれしかった。最後の綱引きではみんなキラキラの笑顔で声を出してくれてとても心が温まりました。卒業まで仲良くしようね。」「私は3年生の姿を見てやっぱりすごいなと思いました。全員が一生懸命で輝いていました。そんな先輩たちを見て、来年は頑張ろうと思いました。」などなど・・・

　みんな宝物を手に入れたようです。この絆を大切にこれからの日々も過ごしていってほしいです。

　6月4日（水）に、小中一貫教育推進会議沖水ブロック第1回全体研修会を本校で行いました。都城市の掲げる「人間力あふれる児童生徒の育成」の達成に向け、沖水地区の小中学校で連携して、教育活動を行うための会議です。四領域部会では、「子どもたちが主役の授業部会」、「活気あふれる沖水っ子部会」、「健やかな心身の育成部会」、「主体的に社会の形成に参画部会」に分かれて、小学校の先生方と「現状・課題」、「めざす姿」、「今年度の取組」などを話し合いました。また、教科部会では、「国語」、「社会」、「数学」、「理科」、「英語」、「保体」、「音・美・技・家」の7つの部会に分かれ、子どもたちが主役の授業に向けて話し合いをしました。

小学校の先生方と話し合いや情報交換を行うことで9年間を見通した教育について考えることができ、有意義な研修会になりました。

 　5月30日（金）4時間目に、「命の大切さを学ぶ教室」を実施しました。

今回は講師として、熊本県から米村州弘様をお招きし、ご講話いただきました。

　米村さんからは、平成15年9月に大学2年生だった娘さんをインターネットでのトラブルで亡くされた際のお気持ちを伺いました。当時の悲しみや悔しさ、ネットトラブルの怖さ、そして命を大事にしてほしいというお話は、生徒たちにとって非常に重く、心に響くものでした。

涙を流しながら母親から娘さんへの手紙を読まれ、娘さんへの思いを語られる様子に、体育館で聞いている私たちもこみ上げる思いが抑えきれませんでした。

　終わりに生徒代表が、「自分の命は自分だけでなく、家族にとってもかけがえのないものであることが分かった。当たり前のように家族や友達と過ごせることに感謝したい。」と、感想とお礼の言葉を述べました。

　今回の学びを活かし、安全なインターネット利用を心がけ、かけがえのない命を大切にする意識を高めてくれることを願います。貴重なお話をきかせていただけたこと、とても感謝しています。ありがとうございました。

　5・6時間目に体育館にて、生徒総会が行われました。

生徒会会長の挨拶に始まり、3人の議長・書記が3年生から選出され、進んでいきました。

各全校専門委員長が前年度からの取組や反省を、副委員長が今年度の取組目標を発表してくれました。また、生徒会からは活動報告と共に生徒会予算についての説明がありました。

特に、第6号議案である全校議題「一日一善をできる学校にするためには」は、活気あふれる内容となりました。各クラス、総合の時間を使い話し合いを重ねた内容を発表してくれました。その後、より良い方法の模索、討論が繰り広げられました。

自分たちの学校をより良いものにしたい気持ちが伝わる熱い時間となりました。

一人一人の意識が少し変わることで、集団としての行動が大きく変わります。一日一日小さな何かを積み重ね、より良い伝統となっていくことが楽しみです。