日誌

2022年10月の記事一覧

壮行会&学習会

 10月19日(水)、県大会と都城地区駅伝大会へ向けての壮行会を行いました。

 壮行会では、県大会に出場する卓球男子(団体・個人)、ソフトテニス女子(個人)、陸上競技の1年女子100mと地区駅伝大会に出場する山田中選抜メンバー(男子8名、女子7名)から、全校生徒と職員の前で抱負が発表されました。選手代表宣誓は、卓球部主将の東 涼介さん。「学校の代表としてだけでなく都城地区の代表として、全力を尽くしてきます」と力強く発表してくれました。

 各競技の開催日程は、都城地区駅伝大会が10月25日(火)、宮崎県中学校秋季体育大会は卓球、ソフトテニス、陸上ともに11月5・6日(土・日)で開催されます。がんばれ山田中!

 

 また、10月17日(月)から3年生の放課後学習会もスタートしました。例年、地域のサポーターの皆さんが日替わりで来校され、生徒たちの学習の様子を見守ってくださいます。今年は、毎週火曜日に英語の勉強も見ていただけるようです。学習会は生徒が意欲的に参加(やる気)しているため、静かな雰囲気の中(本気)で進められています。粘り強く(こつこつ)取り組めば必ず力はつくはずです。

 力を発揮するための(キーワード)が幾つも重なった取り組みを地域の皆様が後押ししてくださいます。本当に感謝です。

 

次は駅伝に挑戦!

 体育大会、紫峰祭といった大きな行事が終了したところですが、次は駅伝大会へ向けた取り組みが始まっています。

 山田中学校には陸上部・駅伝部がありません。しかし、長距離を好む生徒が結構多いのです。写真は3年生の練習風景です。それぞれ別の部活動等で完全燃焼した3年生の中から、選抜されたメンバーが汗を流しています。

※1,2年生からも選手は選ばれますが、今日は所属する部活動での活動日のため、3年生だけが走っています。

 10月25日(火)に行われる都城地区駅伝大会まで残り1週間。最終的なメンバーに残れるよう、一人一人が調整を続けています。日頃から陸上部や駅伝部で練習を積んでいる他校とのレースは厳しいものになるでしょうが、どこまで通用するのか挑戦してほしいと思います。がんばれ山田中!

 

定期考査と実力テスト

 本日と明日の2日間、1・2年生は中間テスト、3年生は都北地区学力診断テストが行われています。1年生も入学してからテストの回数を重ね、ずいぶん慣れてきた様子です。全学年ともスムーズにテストが進行しています。

 写真は、10月13日(木)の2校時の様子です。1年生は社会、2年生は英語、3年生は理科のテストに取り組んでいました。どの学年も空欄をつくらないように、一生懸命に思い出しながら回答欄を埋めている様子でした。

 1・2年生が取り組んでいる中間テストでは、学習した内容がどれだけ定着しているのかを見ることができます。テスト勉強の成果が現れていることを願います。

 3年生は、中間テストを一足先に終わらせ、今回は学力診断テストに臨んでいます。テストの順序は県立高校の入試と同じ順序で、今日は国語、理科、英語。明日は社会、数学となっています。今回のテストは、進路決定のための三者面談を控え、これまでの学習成果を試すテストです。

 明日は最終日。今日までは、部活動も停止となっています。体育大会や紫峰祭と同様に、最後まで、自分のために、粘り強く努力してほしいと思います。「こつこつ」が勝つコツですが、あきらめずにがんばれ!!

 

全校集会で表彰といのちの講話

 紫峰祭が終わり、連休明けの本日は全校集会が行われました。今日の内容は表彰といのちの講話でした。表彰は、先日終了した都城地区中学校秋季体育大会と夏休みの課題として出された自由研究を出品したサイエンスコンクールの表彰でした。団体戦で優勝した卓球男子、個人戦で優勝した久保田芭玖斗さん、陸上競技の1年100mで2位の原田優愛さんが壇上に上がり、校納、表彰を行いました。また、表彰はなかったものの県大会出場を決めた卓球男子の北山煌典さん、ソフトテニス女子の3ペア(東 柚芭さん・稲森心優さん、岡本美羽さん・東 楓さん、前野りりあさん・小池優舞さん)も紹介されました。サイエンスコンクールは、稲森心優さん、原田優愛さんの二人が壇上で表彰されました。

 表彰の後は、いのちの講話。今回は、奥村先生のお話でした。先生は、小学生時代に東日本大震災で大きな揺れを経験されたそうで、被災した時のお話や『釜石の奇跡』のお話をしてくださいました。印象に残った言葉は、「自分の命は自分で守る」。いざという時のために行う避難訓練などの大切さも伝えてくださいました。

 いのちの講話は、一年間で本校のすべての先生方からお話をしていただく計画で、これまでに寺師先生、池田先生がお話しになり、教頭先生からは、コロナ蔓延の時期と重なったため、都城と戦争についての資料が配付されました。次回は、どの先生が担当され、どんな話をしていただけるのか楽しみですが、いのちについてしっかり考える機会にしてほしいと思います。

 

56th 紫峰祭 思輝創彩~創り彩る輝く思い

10月9日(日)、紫峰祭が行われました。体育大会が終わって約1ヶ月間、見事に仕上げてくれました。プログラムに沿って振り返ります。

 

開会行事の前には、オープニング動画が再生されました。生徒会によって制作された動画は、紫峰祭を盛り上げるのに一役買っていました。

 

英語科の発表は、1年生の原田優愛さんと3年生の東桜太郎くんでした。二人は都城地区英語暗唱弁論大会に出場し、ともに優秀賞に輝いただけあってジェスチャーを交えて素晴らしい発表でした。夏休み期間中に何度も学校に来て練習を重ねていましたが、他の生徒にも二人を手本にして英語力向上に努力してほしいと思います。

 

2年生の総合的な学習の発表は、世界をあげて取り組みが求められているSDG'sを2年生が学年の様子に落とし込んでYDG'Sとして、課題解決へ向けて考えてくれました。素晴らしい発表でした。今回まとめられた課題が持続可能なものになっていけば、来年は素晴らしい3年生へと成長してくれるでしょう。今回の発表を聞いて、他の学年も参考にしてほしいと思います。

 

1年生の総合的な学習は、福祉についての学習発表でした。バリアフリーの世の中にしていくことはすべての人の人権を守ることになります。すべての人を理解していくために、学んだ福祉についての学習をよくまとめていました。今回の発表を聞いたことで、改めて人権について考える良い機会になったと思います。

 

合唱コンクールは、どの学級もとても上手になっていました。学年が上がるごとに声量が増し、音域が安定するのは成長の証ですから当然です。しかし、どの学年も最高の合唱にしようと努力した結果を見ることができました。素晴らしいハーモニーを響かせたのは3年生だけではありませんでした。指揮者や伴奏者もよく頑張りました。学級が一つになった瞬間に感動しました。

 

吹奏楽部の演奏は3曲。宮崎県吹奏楽コンクールで金賞に輝いた演奏は、しっかりと音が出ていて素晴らしいものでした。紫峰祭の雰囲気に合わせ、会場も手拍子で参加できるよう選曲されていて良かったです。11月30日に行われる定期演奏会でも素晴らしい演奏を披露してほしいと思います。

 

展示物の美術や書道の作品、手作り弁当のレポート、どれも個性あふれる作品で素晴らしいものでした。作品を創り上げることは、自分を表現することです。言葉や文字だけでなく、上手に表現することを身に付け、コミュニケーション能力を更に向上させてほしいと思います。

 

そして、3年生発表の劇「夢から醒めた夢」。1学期末からオーディションが行われ、60分を越える大作に3年生60名全員で取り組んでくれました。3年生の明るいキャラクターが活かされた素晴らしい劇になりました。表現力豊かな三年生の姿が山田中の明るさを作っているのだと感じました。

 

閉会式では、合唱コンクールの審査結果が発表されました。各賞は次の通りです。

【指揮者賞】 有川類司さん(3年2組)
       牧野李妃さん(2年2組)

【伴奏者賞】 戸越心陽さん(3年1組)

 金  賞  3年1組  2年2組
 銀  賞  3年2組  2年1組
 銅  賞  1年1組  1年2組

 

生徒会、実行委員会のみなさん、そして、一丸となって取り組んだ全校生徒のみなさん、本当にお疲れ様でした。体育大会、紫峰祭を通して、団結力とともに、校長先生がいつも仰る「挑戦」と「自主性」を磨くことができたと思います。それぞれの学年が更に成長を重ね、今後も頑張り抜いてくれることを期待しています。