日誌

避難訓練(不審者対応)9/7(金)

 安全で安心なまちづくりアドバイザー派遣事業NPO法人ハートムの初鹿野様を講師にお迎えして、不審者対応の避難訓練を実施しました。
 今回は、初鹿野様の提案で、職員にもほとんど何も知らせることなく、「その場で考え、判断し、子どもたちを避難させる!」をテーマでまさにぶっつけ本番という形で実施しました。日頃、計画案通りに動くことに慣れている、わたしたち職員が一番、戸惑った部分があったようでした。
 訓練の設定は、子どもたちと運動会の練習をやるために、グラウンドで全校生徒が集まっている中に不審者が西門の方から入ってくるという形でした。その状況で、どのように避難することが安全であるかということを、子どもたちや職員同士で話し合いながら、自分たちで考え避難する(職員は子どもたちをどう安全に誘導させるか)という訓練でした。
 最初、戸惑いながらも体育館に全員、避難させましたが、初鹿野さんのアドバイスで、必ずしも一緒に集まることが安全ではない、ということを指摘され、再度、訓練をやり直しました。2回目は、学年ごとに、どのように避難すればよいか、それぞれ考えながら、それぞれの場所(教室や室内のカギのかかる場所等)に避難することができました。
 今回の訓練で、想定しない中で不意に、命の危険が迫ったときの対応というものを改めて考えさせられました。初鹿野様の話の中で、小学生の低学年は少し無理があるにしても、中学年以上や中学生は、ある程度、自分自身で自分の命を守るために、自分で考え、行動する(避難する)ことが大切であるという言葉が印象的でした。大変、実のある避難訓練ができました。初鹿野様、お忙しい中、本当にありがとうございました!