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もぐら打ち

もぐらうち
 毎年1月14日は、地域に古くから伝わる伝統行事「もぐら打ち」です。
 もぐら打ち用の棒は、先週末の10日土曜日に地域の方に教えてもらいながら作りました。この棒をもって、地域の家々を回っていきます。庭先で「1月14日のもぐら打ち。茶園畑のもぐら打ち。紙を一束(いっそく)打ち出せぃ。」と大きな声を出しながら棒で思いっきり地面をたたきます。先に付けた藁の束で「ぱぁん!」という大きな音が山に囲まれた集落に響きます。終わると、子どもたちは、お菓子や文房具、お金などをお礼としてその家の方から頂きます。全て終わるとみんな公民館などに集まって一番年長の子どもがそれをみんなに分配します。もぐらを追い払い、豊作を祈る行事で、今でも日本各地で行われているようです。
 あいにくの雨の中でしたが、曜日に関係なく行われるので、かっぱを着て傘をさして回りました。子どもたちは、たくさんお金などをもらえてほくほく顔でした。