学校の様子

7月3日 1年生ふるさと学習「ひょっとこ踊り講習会」

祭りの夏、到来!という気温の毎日ですね(汗)

日向中学校の校区には、「ひょっとこ踊り発祥の地」である塩見永田地区があります。本日は、1年生のふるさと学習として、ひょっとこ踊りの講習会を行いました。

ふるさとについて学ぶ「総合的な学習の時間」の一環として、保存会の皆さんにお越しいただき、ひょっとこ踊りの歴史について分かりやすくお話しいただき、校区内の伝統文化について知る機会となりました。日向市に長く務めていながらお恥ずかしいのですが、明治時代に眼科医「橘 公行(たちばな きみゆき)」さんが考案されたものだということを、初めて知りました。

また、実際に振り付けを教えていただきながら、1年生全員で踊りました。

小学校でも踊りを体験している生徒がほとんどで、すぐに動きを思い出しながら”プロも唸る”すばらしくキレのある踊りを披露していました。とても素敵な笑顔で踊っていました。

「第42回 日向ひょっとこ夏祭り」は8月2日(土)が本祭りのようです。全国各地からもチームで踊りパレードに参加することもあり、日向市全体が大盛り上がりを見せるお祭りになります。今日、ふるさとの伝統芸能とその歴史に触れ、さらにワクワクが増したのだと思います。

保存会の皆さんは、これまでの活動で多くの方々を笑顔にされてきました。震災のあった東北にも出向いて、地域の方との交流の中で、”ひょっとこ”を通じて元気を贈ってこられました。でも、保存会の方々が仰るのは「自分たちが被災された方々から元気をもらった」ということでした。

伝統的なものを、自分事として大切にしながら継承していく心は、本当に大切なことではないでしょうか。その一人として、今の中学生が”伝統を繋げる一人”として地域で活躍してくれると良いですね。