学校の様子

「命の授業」腰塚勇人さん講演会

10月28日(金)に越塚勇人さんによる「命の授業」講演会が行われました。

もともと中学校の体育の教員だった腰塚さんは、スキーの事故が原因で「一生寝たきり、もしくは車イス」との宣告を受け、自殺未遂までしました。でも、当時の上司や同僚の人たちの支えにより奇跡的な回復を見せ、教壇に復帰し中学3年生の担任を務めました。

その後、自分の経験を元に「生きていることの素晴らしさ」を伝える講演家として全国を回っておられます。

腰塚さんが繰り返しおっしゃったのが「ドリー夢メーカー」という言葉。「ドリー夢メーカー」とは、自分の可能性を信じ夢を実現しようとする人、誰かの夢を知り応援しようとする人、誰かのありのままの存在を認め、思いやり、寄り添って生きる人のことです。私たちは、たくさんの「ドリー夢メーカー」に支えられています。そして自分も誰かの「ドリー夢メーカー」になることができます。

そして、「助けて!」と弱音を吐いて助けてもらうことは恥ずかしいことではない、その替わり次は自分が誰かを助ければいいとういことも繰り返しお話されていました。

心は人の痛みがわかるために使おう                                   

手足は人を助けるために使おう                                     

耳は人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう                            

目は人のよいところを見るために使おう                                 

口は人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう

たくさんのことを考えたあっという間の90分でした。腰塚さん、貴重なお話をありがとうございました。