学校の様子

鑑賞教室がありました。

11月26日(木)に、宮崎県教職員互助会公益文化事業として、スクールコンサートが本校体育館で実施されました。今回は、宮崎市のAoi&Co(アオイ カンパニー)というグループによる「幻想~イリュージョン~」という題で上演されました。コロナ対策のため、全校生徒を午前と午後に分け、また、ワークショップをカットするなど、上演形態も変更せざるおえませんでしたが、出演者の迫真の演技と舞台装置に圧倒され、あっという間に時間がすぎていきました。内容は、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をもとに、貧しい少年ジョバンニ、幼なじみのカンパネルラという2人の少年の心の交流と、成長にスポットをあてた感動的なお話でした。テーマである~いちばんの幸(さいわい)ってなんだろう ほんとうの幸ってあるんだろうか~ということを、今一度深く考える時間を与えてくれました。


舞台装置は手作りだそうです。電飾が施されとてもきれいで幻想的でした。


ジョバンニ。

銀河鉄道の車内。

感情豊かに演じられています。

引き込まれる群像劇です。

舞台下に電飾を施された「天の川」のような中で、演技を続けます。


無事終わり、出演者からあいさつがありました。
代表の葵 美哉(元宝塚歌劇団)様より、「このような(コロナ禍)の時こそ、自然の中で大きな声を出す練習をし、相手に伝えることの大切さを知ってほしい。そのためには、発声や滑舌の練習をしてほしい」というアドバイスをいただきました。いろいろと制約が多い現在ですが、表現力を高めて自分を磨き輝かせることを意識したいものです。
 
最後に、生徒代表お礼の言葉で無事鑑賞教室は終了しました。