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文化に触れる

昔から日本人は歌が好きでした。
平安時代には短歌として七五調に乗せて楽しんでいたようです。

北中生も夏休みに日本の伝統文化に触れたようです。
本日は、北川中短歌大賞の結果を紹介したいと思います

大賞
いつの間に 小さくなった 制服よ
こいつももうすぐ 共に卒業    (三年 嶋田陽)

二席
練習着 土にまみれて きなこもち
母さん今日も 良い味出たよ   (二年 白川悠太郎)

三席
教室に 笑い声と おしゃべりと
ずっといたいな このメンバーで (三年 木原凜香)

四席
千本の 紅に染まりし 友の頬
光差し込む 伏見の鳥居     (二年 早田彩巴)

悔しくて グラブを外した その瞬間
泣いてもいいよと 雨が降り出す (二年 横山夕華)

入選作品
ドキドキと 当てられたくない 授業中
頭がいっぱい 答えはどこに   (一年 児島光)

この夏は 家族が増えて 胸はずむ
無事にと願う 兄弟と共に    (一年 児島光)

今度こそ チャレンジしたい 発表を
そっと手を挙げ のばしてみよう (一年 土井 満ちる)

庭先に 笑顔で手を振る おばあちゃん
私もにっこり 「行ってきます」  (一年 小泉愛佳)

授業前 忘れた道具 ふと気づき
言いに行こうか 足は動かず  (一年 茂直樹)

方程式 なかなか解けない 四時間目
緑の山見て 気分転換      (二年 早田 彩巴)

「そうなんだ!」 辞書を片手に 読み解いて
分かったような 太宰治      (二年 甲斐美葵)

汗たらし 移動教室 チャイム前
職員室の 前だけゆっくり    (三年 井本春希)

橋の上 自転車こいで 渡る朝
ひんやり風が 元気の源     (三年 淵上佳奈)

道端に 堂々と咲く あじさいが
僕の疲れた 心を癒す      (三年 岩佐春城)